ちかくにまなぶ

近くから学んだことを書き残すブログです。

【書評】自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ

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ずぼらヨガ

ずぼら○○が続きます。

自分で言うのもなんですが、僕はいまとても体調が悪いです。

神経的に参ってるのもあると思いますが、なんというかバイオリズムがよくない気がします。気の流れがよくないというか。

なんてスピリチュアルとも禅とも全く縁がない僕がヨガの本を読んでみました。

自律神経どこでもリセット!  ずぼらヨガ

自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ

 

この本は友人のまほぴさんが教えてくれました。

読み進めて思ったのは、「あ。これ…今のおれに必要だわ。」です。

 

兎にも角にも自律神経!

自律神経とは、無意識下で体内環境を整えてくれる神経です。

体を活動させる交感神経と体を休ませる副交感神経のバランスを取ることが健康への第一歩とのことです。

kampo.tenshindo.jp

 

意識的に呼吸する

よく耳にする猫のポーズなどがかわいい図解で紹介されています。

その中で重点的に書かれているなと感じたのは、「意識的に呼吸をする」ことです。

 

ヨガを実践してる方からすると当たり前だと思うのですが、ヨガはポーズの間に深呼吸をします。

そうすることで副交換神経が働き、体がリラックスするのです。

 

実際にやってみたところ、なんとなく深呼吸したほうが体が軽くなる気がします。

あと、自分息止めてたんだなってことに気づけます。

息止めてたは言いすぎかもしれませんが、生活してる中で浅い呼吸になっていたんだなと気づくことができます。

 

「意識して呼吸する」座右の銘に加わりました。

ちなみに好きなポーズは?と聞かれたら「いなほのポーズ ずぼらver.」としばらくは答えられそうです。

 

もはやずぼらダルシムになりたい

こういう本って図解がイケてないとポーズとれなかったりしちゃう気がするんですけど、本著はとてもわかりやすかったです。解説も要点掴んでて素人でもすっと入ってくる。

 

人に教えてもらった本は買うべきですよね。

まほぴさんありがとうございました。

いい高橋一生見つけたら送ります。

 

グニャグニャになって健康に向かってくれワタクシの体。

なんなら火も吹いて宙も浮けるようになってくれ。

press.share-wis.com

しばらくすがらせていただきます。いや、よがらせていただきます。

 

僕のちかくから以上になります。

自律神経どこでもリセット!  ずぼらヨガ

自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ

 

 

chikakuni.hatenablog.com

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ズボラでこなすマルチタスク自炊

https://www.instagram.com/p/BTtkz7XgiG_/

料理するのが好きです。

飲み会やら会食やらがなんだかんだ多いので、家にいる時はある程度栄養あるものを口に入れたいと思っています。

カフェのキッチンバイトからひとり暮らしの定番ワンプレート時代を経ていまがあるのですが、自炊歴5年として書きます。

 

料理はマルチタスク

料理はマルチタスクをいかにこなすかだよねってのが自分の考え方でそれを最短でこなすことが喜びだと最近気づき始めました。

なので上の写真のように凝ったものを作る必要は自分の場合特にないのかもしれません。ズボラ飯バンザイ。

 

例えばこんな具合です。

 

鶏出汁とる間に焼き物もしくは炒め物一品

その間にシリコンスチーマーで一品

出し殻の鶏で一品

出汁で汁物一品

サラダ一品

(ここまでを1時間かけない)

飯食いながら片付けながら一品

 

ガス2口の狭いスペースで6品作り置きぱぱっと完成です。

最近夜は米食べないのですが、必要に応じて鶏出汁の間に炊飯が入ります。

 

少し補足で書いていきます。

 

出汁は鶏出汁が優秀

出し殻の再利用がしやすいので、鶏出汁は優秀です。

鶏胸肉か鶏もも肉を鍋に水張って昆布と酒で火にかけるだけです。

出し殻の鶏は火が通ってるので軽く焼いて適当にソース絡めてもいいしそのまま使ってもいいです。

ソースはネギ塩かハニーマスタードあたりが簡単です。

醤油とみりんで照り焼きにしても美味しいです。

cookpad.com

collect-news.com

 

シリコンスチーマーは買おう

シリコンスチーマーはひとり暮らしの強い味方です。

適当に野菜放り込んでおけば一品できます。

ViV シリコンスチーマー ウノ パプリカレッド 59627

ViV シリコンスチーマー ウノ パプリカレッド 59627

 

 

最近だと「無限◯◯」のレシピも流行ってますよね。

どれも簡単で美味しいです。

cookpad.com

個人的にハマってるのは冷凍のブロッコリー解凍して塩昆布とごま油和えてナムルっぽくするやつです。

 

放っといてできるものを作ろう

飯食いながら一品についてですが、基本的に煮玉子等のほったらかしレシピを作ります。

茹でて皮むいて漬けとくだけ。お手軽です。

あとは炊飯器レシピが便利です。

ちょっと頑張ればローストビーフなんかもさっと作れてしまいますし普通の煮物もとても柔らかく仕上がります。

cheap-delicious.hatenablog.com

kinarino.jp

飲み会やら会食がない時を除いて、最近はこれを平日だらだら食べ続けてます。

自炊は味がしないカルボナーラとか作っちゃうと辞めたくなりますが、根気よく続けてよかったと思えることの一つかもしれません。

 

バイト時代は包丁の握り方もわからなかったもんなー。

継続すれば多少は進歩するもんですね。包丁はいまだに下手だけど。

 

僕のちかくからは以上になります。

世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ (光文社新書)

世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ (光文社新書)

 

chikakuni.hatenablog.com

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【書評】「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義

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センスを理解する

水野学さんのデザインが好きで著書は一通り目を通してると思います。

今回も楽しみにしていました。

センスについては『センスは知識からはじまる』でも語られています。

本著で改めて確認できたといった形にはなりますが、以下引用箇所について書いていきます。

 

「センスとは、集積した知識をもとに最適化する能力である」

じゃあ、そのセンスをどうやって磨けばいいのか。これには3つの方法があると、ぼくは考えています。

ひとつは「王道、定番を知る」こと。 2つめは「流行を見つける」こと。 3つめは「共通点を見つける」こと。

 

僕は決しておしゃれではない

ですが、洋服の組み合わせを外さない方法はわかります。

学生時代にとにかくファッション誌に載りたくて原宿を毎日のように歩いていました。

原宿のカフェで働きなんとか一山当てたいと明治通りを闊歩していたのです。

結果として一山当てるのは叶いませんでしたが、何誌かに取り上げていただくことはできました。

 

その中で街歩く人を観察し続けたというのも勿論あるのですが、どちらかというと載りたい雑誌の研究を延々としてました。

 

主にしていたのは、パターンの研究です。

シルエット・色・素材等のパターンがどんなものであれば雑誌に載ることができるのか、どれならば自分の顔・身長・体型とマッチングがいいのかを延々と考えていました。

 

本著を読み、その過程が言語化されたような気がしました。

 

王道、定番を知る

『チープ・シック』のような雑誌から古典を読みケータイのカメラでスクラップしていきました。また、大学が映像の学科だったため古典映画もよく観てスクラップとして残していました。 

チープ・シック―お金をかけないでシックに着こなす法

チープ・シック―お金をかけないでシックに着こなす法

 

 

流行を見つける

雑誌や最新の情報を見ていき、スクラップすることも並行してしていました。

「今」が過去からどの循環にあるのかを考えます。

見ていくとわかってくるのですが、ファッションの流行には周期があります。

その中に新しいトピックスを足しているにすぎないと考えています。いまはあまり研究できてないのですが気になるのは「和」かな

 

共通点を見つける

この2つから共通点を探していきます。

更に言うと、服であれば自分とのマッチングを考えることが重要です。

第三者の視点から自分がどう見えているのかを仮説立てて、どのように見せていくかを決めていくのです。

自分をデザインしアウトプットするとも言えるのかもしれません。

 

センスは資産

インスタもピンタレストもなかった時代だったのでいまスクラップはなくなってしまいました。

それでも、自分のなかで「センス」は資産として残っているように思えます。

もっと有効なことに時間使っておけばよかったかなとも思いますが

 

僕のちかくからは以上になります。

センスは知識からはじまる

センスは知識からはじまる

 

 chikakuni.hatenablog.com

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やっぱりねそうだろねだけじゃちょっとしんどいね

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抽選の鬼

うちの母は懸賞を当てるのがやたらとうまかった記憶があります。

僕が子供の頃の記憶なので、まだWebで抽選は主流ではありませんでした。

一枚一枚はがきを書いて送る。すると何故か当たる。不思議でした。

 

子供ながら理由が気になり、応募前のはがきを見てみたことがあります。

はがきを見て驚愕しました。

氏名:○○

性別:女性

年齢:27

所帯:独身

いやあんた、年齢サバ読んでるし既婚だしなんなら子持ちやん。」

 

追及すると素知らぬ顔で、こう言います。

 

「懸賞する理由を考えて、欲しい年齢を書いて、募集した人が欲しそうな意見を書くの」

 

…ただのマーケターでした。

時には「無機質な字がほしいから」と父に書いてもらっていたりもしていて、今思い返すとなかなかやるなと思う次第です。

 

無作為抽出がデータ化によって簡単になった昨今では通じない手法な気がしますが、いち消費者として一考の余地はある手法かなと思います。

 

いつの間にか固定したユーザーを描いてる

ある意味母親はマーケターのインサイトに迫った消費者型マーケターだったのかもしれません。

インサイトを考える上で、LINECMOの田端さんの記事が面白かったです。

sugoben.jp

ユーザーインサイトへの言及が的を射てるというか僕の”インサイト”に刺さってしまったので引用します。

僕なりに「インサイト」を訳すと、“抑圧されているがゆえに語りえない本音のこと”だと思っています。

人間って、多面的に文脈によって顔が変化する時があるから、それを一面的にたとえば「マイルドヤンキーなんでしょ?」ってラベルを貼っておしまいでは、浅いなあと。

ユーザーをペルソナ化して固定化する手法があります。

手法としては間違っていないのですが、固定された存在として捉えることは危険だと思います。

人間の行動は決してソリッドではなく、リキッドなのです。

ユーザーの「ここは触らないでほしい」点まで配慮する必要があるという言及は、社会がつくり出す気恥ずかしさという本音にまで触れているようで一種の感動を覚えました。

 

やっぱりそうだよねが欲しいマーケター

広告代理店時代に、マーケティングリサーチを行いレポーティングする機会がありました。

大体のアンケートパネルは「まあ、やっぱりそうだよね」で収まることが多く、描けるユーザーの像も既知のものでしかない場合が多いです。

 

リサーチャーの顧客は依頼主であるマーケターです。

ここでリサーチャーが陥りがちなのは、依頼主の意向に沿ったレポーティングをすることです。

もちろん数字の改ざん等は行いません。

データの中から依頼主がほしいであろうユーザー像を描いて、当てにいく。

それでは本当の「インサイト」に辿り着くわけがありません。

 

それこそ母がやっていた「これが欲しいんでしょ?」が実際の現場でも行われているのは危機感すら覚えます。

そして、その程度の仕事は消費者マーケターである母に読まれているのです。

 

ビジネスの場では、決して懸賞の景品がほしいわけではありません。

欲しいのは掴んでも掴みきれないユーザーの本音なのです。

全ては母の手中。そんなの絶対ごめんだ。

 

僕のちかくからは以上になります。

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中途半端な人の声(東京都在住Sさん27歳)

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好きな映画に『グッド・ウィル・ハンティング』があります。

天才が大切なものに気づいていく物語です。

好きなシーンはいくつもあるのですが、あまり人が選ばないであろうシーンが気になったりします。 

「世間の人は僕と君の差がわからないが、僕には分かる。嫌ってほど分かってしまうのさ」

 

数学の教授である”先生”が解けなかった問題を主人公である”ウィル”があっけなく解いてしまうシーンです。

その解答用紙を心なく燃やす"ウィル"。

このセリフからは"先生"の嫉妬がにじみ出ています。

 

足を踏み入れた人にしかわからない世界

僕はある種の専門職からキャリアをスタートさせたと思っています。

広告予算を最適に活用する仕事です。

 

分析の必要性があったため、少しでも良くなろうと学習を進めました。

その学習を進めているうちに「分析のできる人」のラベルが貼られ始め、今でも周囲からは一種のわかりやすい特性になっているのかなと思います。

 

ただ、自分は所詮付け焼き刃の分析屋だと常に思っています。

それは分析を学ぶ時間は僕にとって努力が「苦」だからです。

努力できていないことが自分の中で明らかなのです。

しかしそれは周囲には伝わっていなかったり、理解を促せないことが多いです。

 

本物は努力できる

この記事の一説が興味深かったです。

gendai.ismedia.jp

『秀才は努力の人で、天才は努力しなくてもできる人』とみられがちですが、僕は違うと思う。『秀才は中途半端な努力しかしない人で、天才は超人的な努力をして、しかもそれを努力と思わない人』

こういう人間は自分の近くに何人もいます。

6割の理解を良しとしない人です。

僕は6割で物事を進めることがよくあります。

腰を据えきることができないのです。

 

例えば分析であれば、数学の知識が無いと統計学を理解するのは難しいです。

6割の理解で進むと必ずと言っていいほど壁にぶつかります。(現にぶつかっています)

統計ができなければ機械学習は学べませんし、人工知能への理解も曖昧になります。

 

このような形ある理論がいつの間にか概念へと変わっていくことがビジネスの現場ではよくあります。

人工知能マーケティング全体最適化!」みたいな概念たる何かは最たる例です。

それはただただ理解が乏しいからです。

決して、抽象化しているわけではありません。

努力できているか、できていないかでしかないと僕は思います。

 

“先生”は僕とは違い勲章を得ている教授なので、僕なんかが言うのはおこがましいですが、同じように努力できていない自分への葛藤があったのではないでしょうか。

その葛藤に共感してしまう自分がいます。

 

僕のちかくからは以上になります。

 

勉強しなければだいじょうぶ改訂版

勉強しなければだいじょうぶ改訂版

 

chikakuni.hatenablog.com

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NBAのストーブリーグにみる成功循環モデルの捉え方

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NBAの移籍市場が面白い

僕はもっぱらのバスケファンです。

一試合を通してバスケを観ることは少なくなりましたが、NBAの動向には必ずと言っていいほど目を通しています。

オフシーズンに入ったいま熱いのは、移籍市場です。ストーブリーグってやつですね。

 

均衡するリーグ

NBAは三年連続ファイナルの組み合わせが三期連続同じカードと、やや均衡している感があります。

そこだけ見ると、レブロン擁するキャバリアーズ、カリーとKD率いるウォリアーズの二強と、"その他のチーム"といった構成と言っても過言ではありません。

”その他のチーム”の順位が3年で動いてるのでその意味合いでは面白いのですが、矛先がチャンピオンチームである二強に届いていない感は正直あります。

 

そういった背景もあり、各オーナーは今年こそはと、補強・放出といったビジネス上の権利を積極的に行使しているのです。

 

ビジネスとしてのNBA移籍市場

ポール・ジョージのトレードによるサンダーへの移籍はNBAの「ビジネスとしての移籍」として象徴的な動きだったなと思います。

www.nba.co.jp

FA権を再来年行使確実になった生え抜きエースを本人の希望を無視してサンダーへ送り出しました。

巨人が高橋由伸阪神に送り出したようなものです。(例えが古い)

NBAではこういうことがよくあり、その度にドライだなんだと言う人はいますが、ビジネス色強いのがNBAの移籍市場なのです。

 

ウェットに動いたのは2015年のマーベリックスとの大型ディールが決まっていたのにそれを棒に振ったディアンドレ・ジョーダンくらいです。

www.nba.co.jp

そして、先日そのジョーダン所属するクリッパーズからクリス・ポールが本人の希望したトレードによってロケッツへ移籍しました。

あのドラマティックな展開はなんだったのかとさすがに僕も思ってしまったのですが、これもNBAです。

さてジョーダン、いま何を思う。

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勝ちきれないチームと勝てるチーム

クリス・ポールの移籍はキャリアの中で優勝したいがための移籍だと考えています。

一方、昨季王者のウォリアーズのメンバーは次々に残留を決断しています。

その中にカリーの市場最高年俸の契約ありとホットな話題もひしめいています。

個人的には他チームのスタータークラスのベンチメンバーは移籍するんじゃないかと思っていましたがそれだけ勝利の美酒は美味いということでしょうか。

www.nba.co.jp

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グッドサイクルとバッドサイクル

この一連の流れをみて思い出したのは、ダニエル・ピンクの提唱する「成功循環モデル」の中のグッドサイクルとバッドサイクルです。

www.itmedia.co.jp

グッドサイクルとは関係性の構築を先にすることで、結果が自ずとついてくるというものです。

反対に、バッドサイクルとは結果出ていないことを先に見て、それによって関係性までもが悪くなっていくというものになります。

 

ある意味、15年のクリッパーズの例はグッドサイクルの象徴だったように思えます。

ただ、その中で結果がでないチームには残れないとクリス・ポールは決断しました。

反対に結果が出ているウォリアーズは再契約者が続出です。

今回残留を決意したショーン・リビングストンは確実にもっと稼げるプレイヤーです。

それでもチーム残留を優先し、決断を下しました。

 

グッドサイクルは長期的な視点で回す

成功循環モデルはわ長期的なビジネスに有用なフレームだと僕は考えています。

関係性を構築しておくと、将来的に結果として返ってくるものなのかなと。

自分の例で言うと、前職のメンバーやお付き合いあった方が今でも仕事の種を持ってきてくれたりします。

その際は毎回あの時があってよかったと思うものです。

卑近な例で恐縮ですが、そういう意味合いでは関係性を構築しておくことで”後々”結果がついてくるよねというのは間違ってないように思えます。

 

それ勝敗が1シーズン毎に明確にでるスポーツなど短期的なビジネス環境では当てはまりにくいのかもしれません。

 

短期ビジネスでは、結果が全てです。

例えバッドサイクルだとしてもキャリアに一花咲かせるための手段として移籍はあって然るべきなのです。

なので、今回のクリス・ポールやウォリアーズの面々の決断は間違っていないように思えます。(ジョーダン…あなたはそういう人だ。ウォリアーズのときもあなたは選択を間違えた。でもそういうやつ、嫌いじゃないぜ)

 

短期ビジネスに懸ける選手たちの動向にまだまだ目が離せません。

ゴードン・ヘイウッド君はいずこへ。ブルズの悲惨さにウェイドは耐えられるのか。カズンズ結局どうすんだ。

楽しみですね。

 

僕のちかくからは以上になります。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

 
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

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ハリボテを追いかけるのはもうやめだ

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想像上は女性になれるけど実際に女性になることはできない

ご存知じゃない方もいるかもしれないのでここで言っておきますと、本ブログの著者の性別は男に分類されます。

ただ、仕事の都合上、広告代理店時代は女性系の商材に関わることもありました。

その時は女性にならなければならないのです。

 

化けの皮は剥がれる

その場ではもちろんターゲットとなる女性たちのライフスタイルの話をします。

そこで頼りになるのは数字であったり、雑誌であったり、テレビであったり、友人であったりと様々なソースからユーザー像を組み立てていきます。

それに加えて広告する商材は必ず自分で買って利用してみます。

ただ、その過程を通して生まれた”仮想女性Aさん”はどうしても薄っぺらいのです。

 

普通に生活してても知り得ない声を聞くこと

いまママ向けのサイトを運営のお手伝いをしています。

そこで聞こえてくるのは独身の自分の知り得ないママ達の生の声です。

 

「赤ちゃんが髪を引っ張るから髪を短くしてる」

 

身近な例だと、これを聞いたときは、ハッとさせられました。

無意識のうちに「ママって髪短い方多いなー」くらいで思考を止めていた自分に気づいたのです。

そんなこともわからないのかと言われそうですが、わかりませんでした。

ゴメンナサイ。

 

いまの時代情報は溢れています。体験談もたくさんあります。

でも、わかったつもりが一番怖い。

リサーチは必ず生の声でしようと改めて思いました。

やはり汗のかき方、ですね。

 

僕のちかくからは以上になります。

グロースハッカー

グロースハッカー

 

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グレーを許容する

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あいつは終わったな

新しいテクノロジーや産業が出てくるたびに終わった論を聞きます。

先見性を持った発言なのかもしれませんが、これってもったいないよねって最近思います。

 

ガラケーは終わった」

2007年の初期iPhone発売からもう10年経過しています。

2017年の博報堂の調査によるとスマホの所有率は77.5%とのことです。

www.hakuhodody-media.co.jp

つまり、この10年をしてもガラケーの息の根はまだ完全に止められていません。

まだ世の中の「デビュー夫人」たちが2割以上残っているというわけです。


ソフトバンク CM 企業「デビュー夫人 誕生」篇(30秒)

 

ただ、ガラケー保有割合が限りなく減少して、スマホが優勢になってきているというのは事実です。そのうち本当にガラケーは終わりを迎えるのかもしれません。

 

キャズムからビジネスの種を見つける

マーケティングの世界では商品が普及に至るまでの過程をキャズムで捉えます。

www.itmedia.co.jp

スマホの例で言うと、現在はレイトマジョリティからラガードの過程といったところでしょう。

商品が受けいれられる形へ進化を遂げて、普及に至るという流れな気がしています。

スマホUIもどんどん使いやすい形にアップデートを繰り返していますよね。

 

普及する未来に向けて、そこまでの溝を埋めていくのがビジネスを考えるということです。

先程の「デビュー夫人」もその一つです。

普及にあたっての溝となる年齢層をできるだけ取り込むための広告戦略として、「デビュー婦人」というクリエイティブで訴求するビジネスが広告代理店で生まれているわけです。

 

物事を01かでしか捉えないのはもったいない

「始まった」・「終わった」二択でビジネスを捉えるということは、物事を「ある」・「なし」の2進数的に捉えていると言えます。

0.20.5はそこに存在しないのでしょうか。

「終わる」まで過程にこそ、ビジネスのヒントが隠れています。

 

01かと短絡的に捉えると、機会をみすみす逃し誰かに作られた世界を生き続けることになります。

始まりから終わりのまでの「文脈」を作り上げている人が世の中には確実に存在しているのです。

 

例えば、巷で言われている人工知能で人の仕事をなくすにはどうしたらいいでしょうか。

仮想通貨はどうすれば日本で活用が進むでしょうか。

IoTはどうすれば普及が進むでしょうか。

これらが何かを終わりへと導くと確信した時、文脈を紡いでいく余地はまだまだありそうです。

 

僕のちかくからは以上になります。

キャズム

キャズム

 

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アナリストよりアルケミストになりたい

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データはデザイン

データとか分析ってデザインだよねってよく話します。

仕事柄分析の仕事に携わることは多いです。

ただ、正直分析自体にそこまで価値はないと思っています。

 

「分析」と「示唆」はワンセットで語られることが多いですが「示唆」の意味を辞書で見てみると、

それとなく知らせること。ほのめかすこと。 

 とあります。

つまり分析だけでは、ほのめかし程度でしかないのです。

 

○○ちゃんあなたのこと好きらしいよ」

 

そんなもんにすぎないのです。

どちらかに行動してもらわないとそそのかしから始まるこの恋は成就しないのです。

 

行動なき分析はゴミ

示唆を行動に結びつける方法は大まかに2パターンで分岐します。

①示唆を行動に落とし込む(人)

②開発によって示唆を機能として組み込む(機械)

 

①はよくあるPDCAサイクルで回していくパターンで、その先に②があるってところでしょうか。

改善の先に定形化がありそこから自動化へ向かうというのが現代だと思います。

学習まで自動化へ向かう人工知能の話は今日は置いときましょうか。

 

つまり、どんなに精密な分析をしたところでそれが行動として機能しないと何にも意味がないのです。

それを機能させるために、分析者は分析結果をデザインする必要があると僕は思います。

 

ここで注意してほしいのは決してデータや分析結果を改ざんしろというわけではなく、人に最適な行動をとってもらうためのコミュニケーションをデザインするということです。

 

例えば、天気予報では地上気象・海上気象・高層気象・レーダー・気象衛星等のデータを解析し予測モデルから天気を導き出します。

その時の分析結果はどのようにデザインされて、人々に伝わっているでしょうか。

 

「今日関東地方は、傘が必要です」

 

誰でも分かる形で、行動を促す、これこそが分析におけるデザインです。

データの見せ方もひと目で分かるアイコンで図示されています。

 

数字の錬金術

どんなに精密で難解な分析をしていても伝わらなければ意味がありません。

分析者の努力の過程を資料化して客先で話すなんて愚の骨頂です。

それは同業者同士が、お互いの仕事を称え合うときには必要かもしれません。

ただ、ビジネスの場は学会ではありません。

正しい分析から行動さえ促せれば、分析者は錬金術師になれるのです。

 

僕のちかくからは以上になります。 

世界のトップを10秒で納得させる資料の法則

世界のトップを10秒で納得させる資料の法則

 
ウォールストリート・ジャーナル式図解表現のルール

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陽気な鰈が市場を回す

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泥にまみれろよ

個人事業主時代にコンサルの依頼を受けてこういうマーケター残念だなあと思ったことが何度かあります。

 

ずばり、自分で手を下すことを嫌がる人です。

 

「営業せず売上を上げる方法を教えてくれ」

極端に言うとこういうことを平気で言います。

 

コンサルに頼れば売上が上がると思っているのかもしれませんが、行動なきところにお金は生まれません。

コンサルは実施前に費用をペイする気概を問うて、Noならそのプロジェクトから引くべきです。

 

まずコンサルへの人件費削減したほうがよくないですか?

と思っていながら生活のためにすがってる個人って結構いる気がします。

 

渡りに船を創る

マーケティングは様々な定義がありますが、渡りに船を創ることだと最近思います。

川を渡りたい人に船の存在を適切に示せれば船を買う可能性は高まります。

 

そのためにどうするかを考え行動していくことがマーケターの仕事です。

営業はその中の手段の一つにすぎません。

ただ、「お客さんの顔見たことありますか?」と聞いてNoと答えるBtoBマーケター結構いるんじゃないでしょうか。

 

さて、あなたのお客さんは本当に川を渡りたいんでしょうか。

 

お前は鰈だ

試して試して失敗して失敗してその繰り返しの肌感覚こそマーケターとしての価値です。

「何となく分かる」は軽視してはいけなくて、単純な経験量の差です。

それをコンサルに頼り続けるのは、一見スマートかもしれませんが適切だとは言えません。

 

我ながらインターネット時代と逆向してるとおもいます。

ただ、いまこそ見直すべきは汗のかき方です。

従来誰でもできていたこととしていることが逆向している現在、それも差別化になり得るのです。

 

華麗にやろうなんて思うな、お前(マーケター)は鰈だ。

 

 

僕のちかくからは以上になります。

ドリルを売るには穴を売れ

ドリルを売るには穴を売れ

 

 

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金色(カネイロ)

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お金触ったら手洗いなさいね

少し前ですが上海に行ってきました。

 

そこで気づいたのは現金がほぼ使われていないということです。

では何が使われているかというと、スマホです。

 

Wechat Pay(微信支付)の普及が凄まじく、ほぼ全ての飲食店(屋台でさえも)に決済システムが導入されています。

食べ終わったらSuicaのごとくスマホでぴっとやって終わりというわけです。

何が起きているかというと、財布を持たなくていい世の中が形成されているのです。

jp.techcrunch.com

もはやお金に触らなくていいのです。

世の中のお母さんが子供に注意することも一つ減るってもんです。

 

 

中国すげえなあ。日本遅れてるなあ。

ということが言いたいわけではなく、個人的には日本は遅れてきて丁度いいくらいな気がしています。

 

いまIoTバイスに触れる機会が仕事柄多いのですが、どのデバイスもとても便利です。

ただ、正直なくても生活はまわるなと思ってしまっている自分がいます。

 

日本はベースとなるハードとしてテクノロジーが便利すぎるのです。

例えばスイッチ一つで電気がつき、鍵を回せばドアがあきます。

ここのソフトの部分をスマホ(もしくはその代替品)にシフトする流れは今後確実にくると思いますが、なくても生活が回るもの対して商品価格・導入工数の2つの障壁が高いように思えます。

 

世界を見ると、PCの普及が遅れていたインドではPCよりスマホの方が普及が進んでいます。

もちろんスマホの決済サービスの普及も日本より早いです。

少し例が異なりますが、Googleが出遅れていたアラビア文字の圏内ではタイピングが手間なので音声入力が進み、Facebookが地の利を持っています。

 

何が言いたいかというと、今まで「遅れていた」経済のほうがベースがない分、テクノロジーに最適化された経済を急速に形成しやすいのです。

日本は今まで通り、ナッシュ均衡のような形でゲームが進むのかなと思っています。どげんかせんといかんね。

 

ちなみに上海旅行でぼたっくりの被害に遭ったのですが、そこは現金でした。ちぇ。

 

僕のちかくからは以上になります。

現金の呪いーー紙幣をいつ廃止するか?

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事例を求めるのとパターンランゲージを好むのは違う

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それ事例あります?

と聞いてくる人にマーケティングの仕事をしているとよく出会います。

 

言われた瞬間に「あ、この人だめだ」と察知します。

もちろんそれだけで評価をくだすことはありませんが、この経験値からくる直感は当たっていることが多いです。

 

 

事例なんて世の中に溢れてる

世の中に真新しいことなんてめったにありません。

残念ながら僕も世界初のピカピカのアイデアなんて思いつきはしません。

大体が過去のパターンの繰り返しなのです。

 

例えば、新しいお菓子を売るというミッションを持ったマーケターが広告会社からイベントの提案をもらったとします。

そのとき「それ事例あります?」という人はさすがいないと思います。

 

バレンタインデーがありますからね。

もし言ったらマーケターとして失格です。

 

バレンタインの「特定の日に○○を食べる」という隠れたパターンを利用して、恵方巻きはいつの間にか節分に食べるものになっていますよね。

 

恵方巻きを見た時に「あーバレンタインのパターンか」とピンときてるかどうか。

これがパターンを読み取れてる人ということになります。

この例は少々簡単すぎますがね。

 

空気に爪を立てろ

大学の時に教授が教えてくれた言葉です。

何も考えず日々を過ごしていると誰かが構成した「空気」の中をただただ過ごすことになります。

爪を立てることで、隠されたパターンが徐々に見えてくるようになります。

その鍛錬を欠かすことなくしているこそ人が空気を作れるようになるんだと思います。

事例は空気から読み取るものです。自戒をこめて。

 

僕の近くからは以上になります。

プロジェクト・デザイン・パターン 企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32

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失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

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ちょっとした贅沢をする消費者Kさんの献身

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「この店で一番高いものをくれ」

と宣う勇気も財力は僕にないのですが、そんな気分の時はあります。

 

そんな時頼むのが「特製○○」です。

 

例えば特製ラーメン。

 

通常の「ラーメン」の具材に味玉やらチャーシューやらが増量してあってなんならちょっと調味油なんかもリッチになっちゃったりしてるそんな某を所望するときもあるわけです。

 

今日は『むぎとオリーブ』さんに立ち寄ってきました。

http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13164932/

東銀座はあまり立ち寄らないのですが、用事ついでに行った時には足を運ぶようにしています。

 

「この店で一番高いものをくれ」

 

今日はそんな気分でした。

18のアポイントで喋り倒してアドレナリンがでていたのでしょう。

 

「特製蛤そば」を注文しました。

 

余は空腹である。この店の「すぺしゃる」とやらを持ってき給へ。

 

そこに運ばれてきたすぺしゃるならーめんをみて殿は思ったのでした。

 

なんで特製分の具が別盛りやねん。

 

この店のナンバーワン求めてるのに特製分がおまけってなんやねん。

これはらーめんと別盛りの具じゃ。

やっぱり、さんまは目黒じゃ。

あーでも美味い。苦しうない。

 

ここでは通常のラーメンが最高の一品ということですかね。

値付けと期待値が一致しなかったという話でした。

商品価格と期待値は比例しますが、商品価格と商品価値は比例シマセーン。

 

次からは普通のラーメンを同じ気持ちで頼むようにします。

でも毎回ながら本当美味でした。

 

僕のちかくからは以上になります。

古典落語 (講談社学術文庫)

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騙れ青天井のブルース

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マーケターが使う僕の嫌いな言葉に「青天井」というのがあります。

天井が見えない、つまり底なしという意味です。

 用途はこうです。

 

○○案件は獲得できれば予算、青天井だから!」

 

僕は毎回思うんです。

 

「じゃあ商品全部買うからその分の予算ください。」

 

かると思いますが、これは無理です。

この場合であれば「顧客の利益を保証した範囲で予算がでる」という意味が含まれていて、利益が見込めない僕の提案は取り下げとなります。

 

ということは天井見えてるよね。

見込み顧客の総定数を算出すればいいし、SaaSでもない限り在庫に限りあるよね。

 

こういう言葉の使い方をする人とは基本的にいいお仕事ができると思えません。

これをコンサルの世界では要件が「オーダーになっていない」と言い、

そもそもの要件の整理をし言語化することまでもがコンサルティングの仕事になっている場合が多々あります。

 

「マーケティングプロジェクトの入り口」を4つに整理してみた。 | BLOG | ベストインクラスプロデューサーズ | デジタル時代のマーケティングプロデューサー集団

 

けどそれって自分の事業を考えればわかることじゃない?

要件を整理するのもマーケターの仕事じゃない?

もっと良いオーダーができれば適正に予算が使えるんじゃないの?

 

僕は青天井という言葉を使うマーケターが大っ嫌いです。

 

うそ。ある意味大好きです。

 

僕のちかくからは以上になります。

 

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

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【元フリーランスが教える】独立までに知っておきたかったお金・申請周りのあれこれ

はじめに

僕はもうフリーランスをたたんでいるので偉そうな事言える立場ではないのですが、最近独立される方が周りでも増えてきました。

独立を促すメディアは多くあれどいざ独立してみると情報量が意外にも少なく、欲しい情報になかなかたどり着けなかった記憶があります。

今回は独立当初に自分なりに工夫したことを備忘録として残しておきます。

 

開業届と青色申告申請書を出そう

出す時は緊張しますが案外あっけないです。

記載はこちらのリンクがわかりやすいです。

http://uguisu.skr.jp/tax/kaigyou.html

 

正直なところ郵送でも、提出に関しては問題ないです。

今年申告分の申請書は時間がもったいないので郵送で出しましたが、普通に判子押されて返ってきました。

(1月まで個人事業主としての収入あったため、確定申告用に一応だした)

 

保険と年金の申請をしよう

国民健康保険に入るのが基本ですが、自分の場合は前職の保険を任意継続しました。

これは会社員の時の福利厚生諸々(健康診断とかが安くなったりね)が個人事業主でも適応できるというものです。

条件は厳しいですが、料金としても国民健康保険よりは安くなる場合が多いので活用できるのであれば検討してもいいと思います。

国民年金はおとなしく地域の国民年金担当に申請しましょう。

 

ビジネス用の口座をあけよう

請求等の先々を見据えた上でも個人用とは分けといたほうがいいと思います。

年収と年商がわからなくなっている個人事業主よくみかけます。

正直自分もそうでした。

まあこの年収と年商の歪みを利用するのが個人事業主のメリットの全てな気はしますが、元の貯金等がある場合はややこしくなるのでわけておくほうがいいのではないでしょうか。

口座は一先ず開けばどこでも問題ないと思いますが、僕はジャパンネット銀行をあけました。

www.japannetbank.co.jp

試してないですが、独立初年度メガバンクは開けられないんじゃないですかね
開設時に事業紹介のためにウェブページや資料が求められますが、ウェブページつくらずパワポで大丈夫です。

開設までに結構時間かかった印象があるので独立が決まったらすぐに動きましょう。

開設後は会計ソフトとの連携も問題なく、普通に使う上では不便を感じなかったです。

あるとすれば、ATMがたまに使えないところがあるくらいでしょうか。

 

クレジットカードを作ろう

これ最重要事項とも言えます。

個人カードを使えばいいじゃないかという方もいると思いますが、

個人カードの殆どは規約上ビジネス決済に用いるのはNGとなっています。

正直バレないですが、これもビジネス用と個人用を併用しないほうが望ましいと言えるでしょう。

以下のカードは推奨です。

 

<個人事業主でも作りやすいカード>

-オリコ

-アメックス

-楽天

上記を普通に作ってももちろんいいのですが、アフィリエイトプログラムのセルフバックプログラムを利用するといいと思います。

ログイン - A8セルフバック

 

<できれば独立前に作っておくべきカード>

-オートチャージSuica(ビッカメ)

Suicaオートチャージのほうが便利です。
普通のViewカードでもいいのですがビッカメのカードのほうがお得です。

どうせ領収書も切れないので利用分を出金伝票でまとめて計上すれば交通費精算も楽だし建て替えに対するエビデンスにもなり得ます。

 

会計ソフトのアカウントを取ろう

これは一瞬でアカウントが作れるので銀行口座・クレジットカードが準備できたらアカウントを取りましょう。

確定申告の手間が本当になくなります。

UIは以下が評判がいいです。

会計ソフト freee (フリー) | 無料から使えるクラウド会計ソフト

僕はfreeeを活用していました。

家事按分も最後にできるので家賃等も自分の家賃を100%で入力しておいて大丈夫です。

領収書に関しても電子保有が認められてこちらでクラウド管理ができるようになりました。

経費の支払いは基本的にクレジットカードでしよう

個人事業主支払いは遅く、入金は早くが鉄則です。

交通費等カード支払いができない場合に備えて出金伝票を買っておくのも基本です。

 

支払いをカードにしておくメリットは支払いサイト以外にもう一つあります。

会計ソフトへに入力がほぼ自動化するのです。

つまり領収書を見直して再度入力する手間(結構面倒くさい)がなくなります。

もちろんそのための領収書は保持しておかなければいけませんが、自動入力されるだけでだいぶ心の余裕が違います。

キャッシュレスの波にのりましょう。

 

公共料金と税金の支払いもカードでしよう

公共料金もカードで払いましょう。

ちょっと申請をかけるだけで払い忘れるリスクがなくなりますからね。

また、2017年から税金の支払いもカードでできるようになりました。

僕は昨年の申告分はクレジットで払いました。

その分各カードのポイントがつくというわけです。

 

事業継続に前向きで一定の利益が見込めている場合

小規模企業共済に申し込んでもいいかもしれません。

納付分を経費扱いできて個人事業主の退職金として有名です。

http://www.smrj.go.jp/skyosai/index.html

僕はやりませんでしたが、これやればもう少し税金を圧縮出来た気がします。

確定拠出年金等も手段としてはあるのでここは調べましょう。

 

基本的な財務の勉強としてのオススメ本

経費の使い方を中心に勉強を進めましょう。

以下の一冊は網羅性が高いかつゆるく進めてくれるのでおすすめです。

http://amzn.to/2ndAa06

 

まとめ

創業初期は[収入]ー[支出]の[支出]を如何に小さくするかに焦点を当てて動きましょう。

情報は無限にありますが、基本的には動いてみればわかるものです。

そしてインターネットは冷たいですが、税務署の人は思いのほか優しいです。

臆せずやってみましょう。

 

僕のちかくからは以上になります。

マンガ 自営業の老後

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