ちかくにまなぶ

近くから学んだことを書き残すブログです。

4年前の仕事はすでに機械に奪われていた

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僕は新卒から4年間ウェブ広告のコントロールをやっていました。最近は機械学習の精度があがってきてクリエイティブの面以外はだいぶ手離れはよくなったように思えます。そんな中気になる記事がありました。

markezine.jp

これを読んでTwitterでもつぶやいたのですが、これは心の底から自分がやっていたことだと言えるものでした 。僕の場合、技術力が低いので手動で広告運用への反映を行っていたのですが、やってみるとパフォーマンスは全然変わってくるものです。
プロモーションで効果を出すためには世の中の流れからインサイトを見つけることが必須です。インサイトとは、というところは以下の記事に厚かったので省略しますが、世の中で起きていることに対して何かしらの意味づけを与えるということが、マーケターには求められると思います。

田端信太郎氏が語る、スマホ全盛期の今、マーケターが持つべきユーザー接点の考え方 —田端信太郎さん MARKETERS CAMP TOKYO vol.6 | すごい勉強会

 つまり、世の中に対して目を向けていないと効果など出るわけがないということです。前述の天気データを利用した配信もその世の中の流れを利用したアウトプットの手法の一つだと思います。
過去に株価やFXの通貨ペアの値動きと連動して配信をする企画をしていたことがあります。その時は形にならなかったのですが、ようやくお上が天気という世の流れに対してバナー内容の自動化というアウトプットをするようになったということです。歴史の短い仕事が早々に機械に奪われたとも言えるかもしれません。
今であれば仮想通貨の値動きを見て取引所の 広告運用に反映するということをおそらく企画していたと思います。そんな折にコインチェックのあれこれがあり、テクノロジーの煽りをすぐ受けるこの世の中の流れもどうなんだろうなと思った今日この頃です。

 

僕のちかくからは以上になります。

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