2018年1月に読んだ本まとめ
あっという間に2月ですね。寒気の到来もあり、寒い日が続いていますが風邪をひかぬよう栄養をしっかりとっていこうと思います。
1月は8冊の本を読むことができました。昨年100冊に到達した段階で気が緩んでしまったようで1月前半はかなり怠けてしまいましたがふんどし締め直して8冊までもっていけました。読んだ本を簡単に紹介していこうと思います。
- 1.『ゾーンの入りかた』 ★
- 2.コンビニ人間 ★★★
- 3.正しく悩む技術 ★★★
- 4.ポジティブ会議 ★
- 5.侠飯3 ★★
- 6.欲望する「ことば」「社会記号」とマーケティング ★★
- 7.小さな習慣 ★★
- 8.ほったらかし投資術 ★★
1.『ゾーンの入りかた』 ★
年始から室伏広治が何故か気になってしまい購入しました。ゾーンとはどういうところから実際に体を動かしていかにゾーンに入るかというところを中心に語られています。自分のパフォーマンスに首をかしげるスポーツ選手に対する室伏選手の意見が面白かったです。
2.コンビニ人間 ★★★
これは面白いすね。今だからこそ売れる小説だと思います。調べてやっぱりそうかと思ったのは著者の村上さんが未だにコンビニで働いてるということです。半私小説みたいな感じなのでしょうか。右向け右が正とされる世の中へのアンチテーゼ。痛快です。
3.正しく悩む技術 ★★★
正しく悩む技術 : 「なんとなく...つらい」あなたを救うヒント
- 作者: 杉田隆史
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2014/08/23
- メディア: Kindle版
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読後すっきりするいい本でした。カウンセラーの方の本はこのような読後感を覚えることが多いように思います。自己嫌悪に対する言説が面白くて、「自己嫌悪することで自分をごまかしていないか。自己嫌悪に陥ったので良しとしていないか。自己嫌悪を一つの達成としていないか」という意味合いで語られていました。自分はよく自己嫌悪に入って終わってるのでサイクルを変えていこうと思います。
4.ポジティブ会議 ★
松岡修造と茂木健一郎の対談本です。とりあえずビジュアルのインパクトが強かったので空いてる時に読んでみようとAmazonのほしい物リストにずっと入れてありました。年明け読書のペースが悪かったので今回購入し読んでみたところまあまあな本でした。松岡修造の言動を茂木健一郎が流行りのビジネス本に書いてあるような言葉で言い表す掛け合いが延々と行われている本です。本当に暇な方はどうぞ。
5.侠飯3 ★★
なかなか良いです。先日書いたので省略します。
6.欲望する「ことば」「社会記号」とマーケティング ★★
流行り言葉に対してなぜそれが流行したのかという文脈で事例を踏まえてまとめてあります。世の中の流れをいかに表現するかというところに重きを置いて書かれた本でした。社会記号の分類の部分が特に勉強になったかなという感じです。考察で使えそう。昔考えていたこととリンクするからかテキストマイニングはやっぱり興味を唆ります。
7.小さな習慣 ★★
これは良い本ですね。なにか始めるとき目標を小さくして失敗するのが難しいところまでミクロに落とし込んでやってみましょうということが延々と書かれています。著者は毎日腕立てを一回するという目標から始めたそうです。この小さく物事を始めてやっていくうちに乗ってくるという感覚は実感値としてもあるので、何か新しいことを始めるときや自分にとって良いことを継続したい時に本著の内容を思い返そうと思います。
8.ほったらかし投資術 ★★
今読んでるところなので読後また書ければと思いますが、今まで読んだ投資本の中では当たりの部類に入るような気がしています。確定拠出年金について興味が湧いてきており、遅まきながらはじめてみようかなと思っています。
2月最低10冊は読みたいですね。恩田陸の『蜂蜜と遠雷』を読み途中なのでそれをなんとか読み終わりたいなと思っています。面白いけどなかなか長編で骨が折れる…。
僕のちかくからは以上になります。