【年間100冊】2018年3月に読んだ本
飛ぶように3月が過ぎました。色々あったな。仕事も徐々に自分が望む形になってきている気がするのでアクセル踏んでいこうと思います。今の課題は爆発力。そつなくこなすは面白みがないからね。もっと魅力的に踊ってみせるよ。
3月は9冊読むことができました。月9冊ペースでいけてるので年間100冊達成ペースですね。何冊上振れできるか。そして毎年来る本読めない期がいつくるか。そこがポイントです。
- 19.私とは何か ★★★
- 20.世界一やさしい右脳型問題解決の授業 ★★★
- 21.ゼロから始める都市型狩猟採集生活 ★★★
- 22.書く人はここで躓く!作家が明かす小説の「作り方」 ★★
- 23.LOVE理論 ★
- 24.ユダヤ人大富豪の教え ★★★
- 25.没頭力 ★★★
- 26.「ひとり会議」の教科書 ★
- 27.ヘンテコノミクス ★★★
- おわりに
19.私とは何か ★★★
再読です。『マチネの終わりに』の平野啓一郎著の新書。この本好きなんですよね。「分人」という理論が主軸にあるんですけど、今回気になったのは恋と愛の違いについての言及でした。最近LOVEというやつがよくわからんのですよ。アガペーねアガペー。恋から愛へ変容する。これが本当にそうなんだっけ?と思いつつ良いことを聞きました。平野啓一郎さんの小説もまた時間作って読みたいな。
20.世界一やさしい右脳型問題解決の授業 ★★★
新卒の社会人は前著の『世界一やさしい問題解決の授業』は必読だと思います。自分が前職でチーム見てた時は全員に読んでもらってました。(興味があれば次は『イシューからはじめよへ』進みましょう。)今回はその続編で右脳型問題解決にフォーカスした内容。こちらもとても良かった。右脳型と聞くとクリエイティブな職種以外必要ないと思うかもしれないですが、全職種この視座を持つ必要性があると思います。
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
- 作者: 渡辺健介,matsu(マツモト ナオコ)
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/06/28
- メディア: 単行本
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21.ゼロから始める都市型狩猟採集生活 ★★★
神楽坂のかもめブックスで文庫版が出てるのを見つけて手にとってみました。最近「人の生き方」にとても興味があり、普段関わらない人が何を考えて生きているのかがとても気になります。内容はかなり考えさせられるものがあり、都市で0円で暮らすことの容易さ(決してそんなことないと思いますが)を感じました。木々に実がなり動物を捕らえそれを食す。都市ではそんな暮らしは必要ありません。都市=栄えているということは誰かが生きられる環境を勝手に形成してくれるのです。そこに対して0円の果実を如何に食すかを考えていけば食べるのには困らない。家も同様。自分一人で暮らすならそう広いスペースは必要ない。服は廃棄で十分。そう考えると富と名声の先にある価値ってなんなんだろうと考えます。最近一番有名なホームレスは小谷さんだと思いますが、ステレオタイプ的な富めることへの価値は下落していく気がしてなりません。
ホームレス芸人小谷がお金に困らない理由をキンコン西野が分析 - ログミー
22.書く人はここで躓く!作家が明かす小説の「作り方」 ★★
小説書くってどんな感じなんだろうなと思い買ってみました。POPEYEで『コンビニ人間』の村田沙耶香さんがおすすめされてたんですよね。「設定」・「展開」・「新局面」で構成するという一説が一番勉強になり、動画制作の現場でもディレクションしやすくなりました。読み進める中で一ついまいちだったのは、小説が著者へ投稿される作品の話ばかりで共感できなかったこと。文書読本のように文豪の名作を例にして語ってほしかった。
23.LOVE理論 ★
最近LOVEというやつがよくわからんのですよその2。けんすうさんがオススメされてたので読んでみました。こういう恋愛ハウトゥー本って読んでみると結構面白いんですよね。ただそうだ。おれ水野敬也の文体嫌いなんだった。
24.ユダヤ人大富豪の教え ★★★
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)
- 作者: 本田健
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/02/09
- メディア: 文庫
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のぐたくさんのブログから拝借した一冊。
野口卓也 - おすすめの本<自己啓発・ビジネス立志伝> - Powered by LINE
改めて自分の人生を見通しを立てないとあかんと思いました。30までと30からを考える一人合宿開催へ。土日開催参加有償。一回有給取ろうかなとも。
25.没頭力 ★★★
今月のベストバイです。今年は室伏広治の『ゾーンの入り方』から始まってることもあり「没頭」が自分の中のテーマみたいです。関連書籍あたってみようと思います。
それにしても吉田尚記さんの本好きだなあ。読みやすいし論点がはっきりしてるからか頭に入ってきやすい。今回であればニコ生の編集版だから音声で頭にはいってくる感じがいいってのもあるんだろうな。
幸せの定義が「快楽」・「意味」・「没頭」だという一説があるのですが、本著は「没頭すること自体が目的でもいいのではないか?」という仮説で構成されています。例え意味がなくても時間が飛ぶ感覚があることをしているのは心地よいですよね。自分にとっては物書きがそれに近いような気もするのですが、それが仕事になったら辛い気もします。それは没頭に意味が加わってしまうからなんですよね。アンダーマイニング効果が働くと報酬をもらうこと自体が目的になってしまうから書くこと自体が楽しめなくなって没頭できなくなる。個人的にスキルアップに支障をきたすのがこのパターンで、やること自体がなんだか面白くなってしまいます。自分の中でいつの間にか幸せが「快楽」や「意味」にすげかえられてるんですね。そうではなく「没頭すること」自体が楽しかったじゃんかよということを本著は強く語りかけてくれます。
そのためにどうすればよいかということにも存分に触れられていて、没頭に入る方法として語られていた中で面白かったのは、両手を使ったもののほうが没頭しやすいという一説です。たしかに一日中PCを両手で叩いているエンジニアさんって集中状態に入ってる時間が長い気がします。そしてそれを妨げられるとスゴイ嫌そうなんですよね。本著を読んで幸せを妨げてると考えるとそりゃそうだと。自分も彼らの幸せを追求する姿勢を見習おうと思いました。
再読必須の一冊に出会えて嬉しいです。「最近なんか面白くない」とちょっとでも思ってる方には是非手にとって欲しい一冊です。
26.「ひとり会議」の教科書 ★
1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書 (Sanctuary books)
- 作者: 山崎拓巳
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2010/08/23
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自称内向的の自分としてはいつも考えてることに近く学びが少なかった印象。サクッと自己啓発的な養分を自分に入れたい時に見返すのにはいいかも。
27.ヘンテコノミクス ★★★
行動経済学をマンガでまとめてくれてる本。一家に一冊あってもいいかもです。お子さんの教育にもおすすめできます。学校の勉強より確実に役立ちます。
おわりに
ブログ書いてると時間が飛ぶようにすぎますね。更新減ってますがこちらの読んだ本のまとめは自分の整理になるのが楽しい感もあるので続けていこうと思います。
僕のちかくからは以上になります。
- 作者: M.チクセントミハイ,大森弘
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 2010/05/10
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