2018年2月に読んだ本まとめ
2月は10冊いけました。昨年から年を重ねたのか再読本の割合が増えてきました。まがいなりに社会人やってきて、立ち戻れる場所が見つかり始めてるのかもしれません。
- 9.ブランド「メディア」のつくり方 ★★★
- 10.なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか? ★★
- 11.不老長寿 ★★★
- 12.教養としての プログラミング講座 ★★
- 13.ファンベース ★★★
- 14.空気のつくり方 ★★★
- 15.スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営 ★★★
- 16.遊ぶ奴ほどよくデキる! ★★
- 17.アマゾンの料理人 ★★★
- 18.21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由 ★★
9.ブランド「メディア」のつくり方 ★★★
ブランド「メディア」のつくり方―人が動く ものが売れる編集術
- 作者: 嶋浩一郎
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2010/10/01
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 109回
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昨年読んどけば良かったと思う一冊。メディアを初めてやる人必見。意外とどこにも書かれていないWebメディアの当たり前が普通に解説されてたり、編集としての必要な空気を作る能力について書かれています。個人的にVERY編集長の読者の"気分"に触れた一説がとても勉強になりました。
10.なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか? ★★
いつもの堀江本でしたが出版について重点的に書かれています。ベースにあるのは本を書くことを分業しようという理論。メルマガは本だと言えないのだろうか(いや、言えるだろう)とメディアに囚われない「本」を書くメソッドから書店へ直接営業したほうがいい等細部の手法も書いてあり、面白かったです。
11.不老長寿 ★★★
堀江本という言葉あるならば高城本もあるだろう。今回は一種のトンデモ本ですが、医療の未来を指し示す一冊だと思います。ただ、これを2018年現在で網羅すると100万円以上余裕でかかりますね。その分生きられる可能性が広がるため投資として見てちょっとずつやっていくのがいいのかもしれません。ジョコビッチの本読んでから、ずっとやりたいlgGのアレルギー検査からインセンティブが入ったタイミングにでもやってみるかなと。あと今回知った自分に足りない栄養が分かる「栄養分析プログラム」は気になります。
12.教養としての プログラミング講座 ★★
再読です。プログラミングやるってどんな感じだっけ?と思い、もう一度のぞいてみました。エンジニアが何考えてるかわからない人は一度読んでみるといいと思います。定義の重要性に気づき、それが甘いとどうなるかってことがよくわかります。
13.ファンベース ★★★
ファンベース ──支持され、愛され、長く売れ続けるために (ちくま新書)
- 作者: 佐藤尚之
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2018/02/22
- メディア: Kindle版
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初読の感想を書いたので割愛します。各所から絶賛ですね。
14.空気のつくり方 ★★★
再読です。この本マーケティング本の中で一番好きかもしれません。何度も何度も読み直して自分の物にしていきたいと思っています。データはできるだけ全て集める、がそれだけではなく、空気を吸いに現場にでて感じる、右脳型のアプローチと呼ばれる手法ですが、それが未来を創るこれからのマーケティングだと思います。左脳型の改善は数字を着実に数字を伸ばしますが、爆発力がなくこれから機械に奪われる領域だと思います。
15.スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営 ★★★
ずっと読もう読もうで止めてた本。スノーピークの高価格商材を売るマーケティングの王道感はすごいですね。誰もが思いつくであろう、「本当に良いものなら高くても売れる」を体現できている企業は少ないように思えます。その分、先日初心者向けの廉価版のテントを出してるのを見かけたのは驚いたのですが。上場したし、裾野を広げて伸ばすって意味合いですかね。グランピングブームだし。今のところそれがブランドイメージとしてマイナスに働いてる感がしないのがまたすごい。今後も注目していこうと思います。
16.遊ぶ奴ほどよくデキる! ★★
「遊びの予定を年間で立てる」・「とことん休む日をそこに組み込む」・「何かをとことん考える日を設ける」等休日を有意義にするノウハウが盛り沢山でした。大前さんも夜の店とか行くんだとか、日本を代表するコンサルのキレを構成する「オフ」に触れられる一冊です。
17.アマゾンの料理人 ★★★
アマゾンの料理人 世界一の“美味しい”を探して僕が行き着いた場所
- 作者: 太田哲雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/01/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「Amazonの」料理人かと思ったら「アマゾン川の」料理人だった本著。前提間違えて買っていましたが普通に楽しめました。軸はズラさず世界を転々とする人生も面白いものですね。「野生に還る感覚が失われてる」という課題感は、意外にもスノーピークの本と通じるものがありました。野に還ってサバイブする…。近年の自分の最も遠いところにある気がします。ひしひしと危機感を感じました。また一人海外しないと。
18.21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由 ★★
こちらも再読です。とてもいい本なんですけど、1章が一番勉強になりそこだけ読めば十分なような気もします。非デザイナーがデザインというキャリアを選ぶのは日本ではまだ一般的ではありません。大学院に行くとなるどうしても「MBAとるの?」という会話になるように思えます。実感値から思うのは、キャリア形成以外でも自分や他者の可能性に蓋をせず、他業種に触れたほうが確実にできることは増えるし上手くいく可能性が高まるということです。本著にある専門性同士をつなぐ「H字型の人材」という価値は今後高まっていくように思えます。関係ないけど、求人の魅せ方で「H字型♥人材募集」とかPV取れそうじゃないですかね。だめか。
ちょっとブログの間隔があきはじめているのは、ブログ入稿の時間確保がなかなかむずかしい程度に日々仕事が自分の時間を圧迫しているためです。毎日寝る前にボソボソ音声入力してるんですけどね。3月もなかなか忙しそうですが、読書の時間だけは確保していこうと思っています。
僕のちかくからは以上になります。