ちかくにまなぶ

近くから学んだことを書き残すブログです。

【書評】2016年上半期怒涛だった人が読んだビジネス本まとめ

上半期が終わった…

いつの間にか上半期が終わってた。なんていうと時間感覚ない人みたいだけど、怒涛だった。怒涛も怒涛。そんな中、何冊かは本を読めたのでそのまとめを。今年はせめて100冊なんて思ってたけど未達だなこれは。冊数じゃねえしと気を改め下期も読書を重ねたい。積ん読の量がやばいのでその処理を進めながら…。

2016年上半期に読んだ本

以下の順番で読み進めた。
比較的ライトなビジネス本という部類が多いと思う。腰据えて文献を読む時間もとらないとなあと思う今日このごろ。この本これとこれのオマージュだなと思うと見切りが早くなってもっと量読める気がするんだよね。26番とか初めての退職だったから読みこんだ。下期は税金関係の本が入ってくると思う。

1.戦略がすべて
2.ぼくらの仮説が世界をつくる
3.勝ち続ける意志力
4.私とは何か
5.「ない仕事」の作り方
6.会計リテラシーが仕事も人生も変える!
7.起業の教科書
8.働く君に伝えたい「お金」の教養人生を変える5つの特別講義
9.マーケット感覚を身につけよう(再読)
10.アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」の作り方
11. リクルート「創刊男」の大ヒット発想術
12.未来を創るすごいベンチャー101
13.IoTは日本企業への警告である
14.それ、根拠あるの?と言わせないデータ・統計分析ができる本(再読)
15.コンセプトのつくり方
16.「無知」の技法
17.0秒思考
18.ドリルを売るには穴を売れ
19.人工知能は人間を超えるか
20.新世代CEOの本棚
21.ルールを変える思考法
22.シンプルに考える
23.たった一人の熱狂
24.自分にあった脳の使い方
25.一冊の手帳で夢は必ずかなう
26.おいしい退職マニュアル
27.自分の半径5mから日本の未来と働き方を変えてみよう会議
28.プロジェクト・デザイン・パターン
29.これが「買い」だ 私のキュレーション術
30.やってのける
31.思考のスイッチ
32.空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?
33.2035年の世界
34.これからの世界を作る仲間たちへ
35.ゼロイチ
36.悩みどころと逃げどころ
37.マインドホールを突破せよ

上半期37冊からのおすすめ本6冊

上記37冊からおすすめを記載していく。

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

 

 未読だったので購入。アガり症の気がある僕は本著でだいぶ勝負や駆け引きに対する考え方が変わったなと思う。短期的に負けてもいい。日々研鑽して最後に勝てばいい、勝てるまでやり続ければいい。力を抜いて平常を出す。当たり前のことなんだけど目の前の目標に囚われて力んじゃうものよね人って。

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

 

平野啓一郎さんの小説に登場する分人の理論が好きで購入。小説のファンからはサマリー版で物足りないと言われているようだが、僕はこれで十分楽しめた。人に対する感情は人から得るものではなく、他者と対面する自分から誘発されるという理論。例えば会えなくて悲しいという感情が湧き起こるのであれば、それはその人に対面する自分を喪失することが悲しいということに結びつく。読後自分の感情を俯瞰してしまうようになる点は注意。

「それ、根拠あるの?」と言わせない データ・統計分析ができる本

「それ、根拠あるの?」と言わせない データ・統計分析ができる本

 

分析本。業務上関わることが多い分析領域。まだ統計本読み込めるほど統計に対して免疫ついてないのでこの程度の難易度が心地よい、というか実際マーケターに本当の意味で伝わるのってこのレベル感だと思う。天気予報のロジックを一般人が理解していないのと同じで、これ以上の分析は結果の信頼度だけを求められる。どんなに説明しても「ふーん。そうなんだ」程度に落ち着くことが殆どではないだろうか。つまり文脈の説明はいらない分析が増えるってことは裏側は後から出てくる「魔法」と同然なんだよね。魔法がブルーカラーとなる人を動かす。外れるときは外れるのにね。

「無知」の技法 Not Knowing

「無知」の技法 Not Knowing

 

 これが個人的に上半期ベストかなあ。人が知っていることなんか世界の要素からみたらほんの一握りなのに人は全知全能の神を求める。コンサルタントとかその最たる例。知らないことに対して立ち尽くして歩みを止めてしまう人もいる。知という小さな光が照らす暗闇をどうやって進むのか。ということについて書いてある。読むのに割と骨が折れる量だったけどすらすら読めた。こういう文体好きなんだよな。今の時代を知っている人はいないし、結局真っ暗闇を進まないと出口は見えない。既に歩んだ人と協力することで光を集めることはできるのかなと。ただ、たとえ既知の人間のノウハウがあっても統計的に揺らがないほどの母数は取れてないよなあと思う。如何にギャンブルしないかを慎重に見極めつ、パターンランゲージとして最大の事例である歴史を知る必要性も時にあるのかなと思う。

やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~

やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~

 

 先日精一杯書いたので割愛するがやはりこれもよかった。どうやって自分を動かすかについて心理学的追及がある。根性論がピンと来ない人におすすめの一冊。

chikakuni.hatenablog.com

 

これからの世界をつくる仲間たちへ

これからの世界をつくる仲間たちへ

 

 テクノロジーの魔法が世界を動かす。人間は技術的特異点を越えた時どうなってしまうのか。この問は今後働く人全ての課題になると思う。自分の身近なところでいうと、意外とマーケターの現領域はブルーカラーとして機械に寄り添うべきな気がする。プロ棋士人工知能に負ける時代なのだ。四則計算で算出される指標到達など機械に勝てるわけがない。(まあそれをする人のことをマーケターだとはもとより言いたくないのだけど)そこではない価値追及が必要になる。個人的にシンギュラリティよりマルチラリティの世界観をマーケターとして追求していきたいと考えていて、「クリエイティブクラスとしてのマーケティング」というものを今後考えていかなければならないと考えている。その上で知るべきは打ちだされたプロダクトの特性ではなく、人工知能そのものであったり機械学習の裏側で行われているブラックボックスの中身であると思う。魔法使いになるのか、魔法をかけられる側になるかはこれからの研究と自分の働きぶり次第だ。ホワイトカラーの人件費がカットされてブルーカラーの給料が上がるという説は面白く、未来に逃げ場所が見つかった感すらあるので研究をするにあたり怖いものはない。

おわりに

以上。書評ブログももっと増やしていきたいけど引用とかやってると時間がかかってしまうのよね。何冊分書けるかわからないけど時間作って少しでも自分の血肉にしていければと。個人的にいまは人脈を作るのが大事な時期だけど良い人脈を得るためには自分の力を溜めなければならないと僕は思う。時間を作って本と自分を積み上げる。

僕のちかくからは以上になります。

 

雑記:言いっ放しの恋愛論

彼女と続かないんだ…て実際そんな悩んでないでしょ?

人の話を聞くのが好き、というかどうやら得意らしく人の絵空事から恋模様まで幅広く勝手に転がってくる。その中で最近彼氏・彼女と続かない人っているなあと思ったので今日はそのお話を。
僕の友人で恋愛経験豊富で家柄も良くお金もあるそれなりの物件がいるんだけど、彼は彼女と長く続かない人。彼から聞く話は僕にできねえなあと思う話ばかりで、例えばディズニーランドに行ったら、開演と同時にお目当てのアトラクションのファストパス売り場まで1人猛ダッシュ。手に入れたファストパス片手になるべく並ばないエスコート。夜はレストランのショーの最前列でディナーをし、ミラコスタのスイートルームとちょっとしたサプライズのおまけ付き。これを初デートでこなしてしまう。
別れる理由はいつも彼女の反応が冷たくなったとかそんな感じ。「恋もジェットコースターだねあなたは。」なんてつまらない世辞を言って苦笑させて遊ぶ。友達っていいよね。
こういうデートでビッグバンアタック的なことをされることが好きな人って世の中にはそりゃもうたっくさんいるんだろうけど、そういう人って得てして熱しやすく冷めやすい人が多い気がする。驚くのが好きか、驚かせるのが好きかのどっちかなんだよね。あと僕の聞いてる感覚だと所謂ワンチャン狙ってる場合に、こういうデートプラン組む男が多い。(夜景のきれいなバーが行きつけなのはほとんどデートで行きつけってことだからね。)
今日言いたいことは長期のお付き合いには土台が大事だよねってこと。土台が無いところに細く長い満足塔を建てる。塔に登った人にその景色が普通だと思わせてしまったら、次はもっと高い満々足塔を立てなければならない。そしたら少し無理をしてでも満々足塔を建てるね。ただ無理が祟ってしまい、資本計画はガタガタ。次は次はとワクワクして口をあけている党の姫(もしくは王子)に満足塔と同じ高さの塔を建てたらどう思うかな。「なーんだこんなもんか」ってなると思うんだよね。高い塔を登らせることに満足を置いちゃってるから。一方限られた資本で一生懸命建てたほうは「苦しい中一生懸命建てたのに何で満足しないんだ」といった具合に悪循環がはじまって、近いうちに関係解消。「もう塔は建てませーん」「じゃあ次の塔探しまーす」ってなると思うの。

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大事なのは土台としての価値提供の仕方ね。まずは、行きつけにさせないと。よく行くラーメン屋になることからはじめようよって僕は思う。最初にまあまあおいしいなーと思わせて、何度か食べてるうちに味に慣れる。さらに通いを深めるうちにお腹がすくとそのラーメンが浮かぶ。そこまでまずいこうと。
進ませるにあたって負荷かけなきゃいけないときもあるのは認めるけど、初回から満足度引き上げたら未来の自分が疲れる。相手も夢見心地でいつの間にか高いところに登らされてるから疲れてる。よく行くラーメン屋で毎回同じもの食べるけど季節物でたらそっち食べるでしょ。でもやっぱ「いつもの」が1番やなって思うじゃない。スパイス加えつつ日常が安定して欠かせないなと思わせられたら続くと思うの。ある意味限定品がいつものより美味しかったら危機なのよ。
彼氏彼女であれば日々のコミュニケーションしてくれる相手とか、困ったとき相談乗ってくれる相手とかね。そういうのが積み重なっていくと土台ががっちりしてきてゆっくりゆっくり塔を高くできる。マンネリ対策でたまーに高いところ塔建ててみても大丈夫。堅牢な時がそれを支えてくれる。価値の置き方が十八番であればそれでいいのだ。身の丈にあったことしてればいいのよーてことね。そんなこと言われても頑張らないと…って思う人は対面する人を間違えてると思うよ。そんじゃーね。とちきりんさん風にして今日は逃げよう。

僕のちかくからは以上になります。

 

雑記:叙述トリックのパターン

叙述トリックについて

大学時代は物語ばかり追いかけていて、伏線とかどんでん返しとか大好きだった。今回は叙述トリックのパターンを覚えている限り書いてみようと思う。わりとネタバレ注意なので気をつけて読んでいただきたい。

時系列がずれる

推理小説に1番多い手法がこれだと勝手に思ってる。第一発見された証拠品と第二発見された証拠品の実際事件に使われた時系列が逆…とか。この解決時に名探偵の口から語られる体験を実体験を持って並走させたのは一時期話題になった『イニシエーション・ラブ』だろう。ベタベタのラブストーリーに隠されたダークな展開。一時期好きだったなあ。何度も読み返すタイプの小説ではないけどエンターテイメントとしては秀逸。映像化されるとは思わなかったので観てみようかな。
過去に戻るというパターンもある。所謂タイミングトラベルもの。話題になったアニメだとまどマギとかシュタゲは秀逸だなあと思う。映画だと『12モンキーズ』という主人公だけ救われない物語も好き。(『バタフライ・エフェクト』ってそんな言うほどいい映画かなあ、、、) 

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

 
イニシエーション・ラブ
 
12モンキーズ(字幕版)

12モンキーズ(字幕版)

 

固定観念を利用する

人間は知らず知らず固定観念を抱いてしまう生き物だ。記号化された言語にイメージを紐付けて定着させている。社会心理学でステレオタイプというこの概念も、よく用いられる。名探偵は若く活力のある男で、妹と言われたら人間だ。何を言っているかわからない方は以下の二冊を手にとってほしい。知らず知らずに常識という固定観念があなたに根付いていること気づくことができる。個人的にこのパターンが好きかなあ。騙されたーって感じするよね。

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

 
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

 

人称を変える

事象は一人称「わたし」が捉えるものだ。第三者である彼がどう捉えたかはわからないし、あなたが今何を考えているかもわたしにはわからない。あなたが何を考えているか引き出すのが会話でありコミュニケーションというやつなのだろう。そのようなインタラクティブな行為が日常の会話ではとり行われるが、創作では登場人物をそれぞれ一人称として吐露させることができる。ここに目をつけた作品も存在する。吐露させた内容が全部嘘なんてこともある。

パレード (幻冬舎文庫)

パレード (幻冬舎文庫)

 

生き返る(死んでなかった)

私は勝手にこれをケチャップと呼んでいる。銃で撃たれたフリしてチがケチャップ。実は生きていたっていうベタベタなあれだ。一度死んだふりをして生きていたってのもある。生きている人が元から死んでるってパターンも…。もう何が何だか分からない。『がっこうぐらし』とか最近だとそれだよね。ゆるゆるに見せてエグいことするっていうまどマギを髣髴とさせる展開だった。大学編に入ってからは読んでないなあ。

がっこうぐらし!  (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

がっこうぐらし! (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

 

精神を患っている

記憶を失っているから云々かんぬんというパターンもよくある。オチは大体「自分自身が犯人」だ。『メメント』は救われない物語。多重人格というパターンもよくある。金字塔といえば『サイコ』。当時は入場制限がかかった程衝撃度が高い作品であったそうな。後続の作品も多くあるが個人的には『ファイト・クラブ』は一度観ておくべき作品だと思う。昔ブラット・ピットにSMAPの香取くんが「太り始めたら『ファイト・クラブ』を観ます」とスマスマで言ってたけどそんなライトな作品ではないと思う。(無垢だった自分は騙されたと思った。)

メメント (字幕版)

メメント (字幕版)

 
サイコ (字幕版)

サイコ (字幕版)

 

ドッキリ大作戦

これは名前のままなのだがテッテレー!を当事者体験できるタイプの物語だ。これはこの一作しか観たこと無いのだが、『ゲーム』がそれに該当する。シリアス展開かとおもいきやクライマックスは超ハッピー。個人的にデビット・フィンチャーの作品がそもそも好きなのだが、あまり話題にあがらないこちらも時間があればみてほしい作品。(これも人称を変えるパターンなんだけど一対多数というところで分けてみた)

ゲーム [DVD]

ゲーム [DVD]

 

さいごに

もっとあると思うが、今回はここまで。共通として言えるのはジェットコースター乗るような感覚で観る娯楽であること。何かを得ようとしてはいけない。ワッと驚いて作品に思いを巡らせてほしい。ここで一部ネタバレ書いちゃってるけど…。そのうち好きな創作についても書こうと思う。

僕のちかくからは以上になります。


雑記:『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』

さあ、才能(じぶん)に目覚め…られなかった自分

就活の時はなんの実績も実力もないくせに絶対広告代理店のトップに入社できるもんだと思っていた。そんな訳はなく、就活という現実に向き合わざるを得なくなって読んだのが本書。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

 

今思うと我ながら安直な行動だなあと思わざるを得ないのだが、 当時その結果をみてえらく落ち込んだ覚えがあるので、その時の自分に別に大丈夫だよと言いたい。

本書はストレングスファインダーというツールを活用し、自分の5つの強みを理解することができる。尚、Amazonのレビューに多く記載があるが中古本で買うと診断を受けられないから要注意だ。(ぼかぁこのバグにひっかかったよ)

当時の自分は以下の5つが適性であった。
・内省
・個別化
・着想
・慎重さ
・収集心
※強みの一覧を見つけたので、詳細は以下リンク先参照

information-retrieval.jp

当時この5つをみて思ったことは「ああ。内向的な社会不適合者なんだな…。」である。何となく成功者というのは大胆で積極性があって後ろなんか顧みないような気がしていたのだ。
当時はこんな風に言い換えて捉えていたように思える。
・内省⇒根暗
・個別化⇒まとめられない
・着想⇒思いつきばっか
・慎重さ⇒積極性がなく動けない
・収集心⇒オタク
実際この自己分析は間違っていないのだが、就活市場へ投下するにはこの捉え方では厳しかった。なので就活の時は正直偽りの自分を作り、パッション系でいこうとしていた。ただ、自分のごろごろしていた大学生活の経験を遡ると、確実に無理があり、化けの皮はどんどん剥がれていった。結局ありがちな誰かのエピソードを自分ナイズしたところで面白くもなんともなく、面接官にとっても自分にとっても時間の無駄をさせてしまったといまでは思う。本当にあの頃の自分と数分でも関わった方々には申し訳ない限り。(反面教師で自分が面接官やる場合は、そういう偽りの仮面被る子は適性テストとES穴が空くほど見て少しでも腹割ってもらえるようにしていた。本当狙わない言葉のほうがその人のことがわかるよなあと思う。)
そんなこんなで就活をしていたら大手と毛色が合わないことがわかってきて、ベンチャーにご縁と心意気だけで拾っていただいた。能力なんかもうなんにも見られていないと思う。終わった時、これからの事業展開を考えた時ピンときたって言われた気がする。入社後、なんで自分が拾ってもらえたからわからないと言ったこともある。そんなのは入ってから創るんだと言われた。こんな人が上にいて僕はとてもついていた。

ストレングスファインダーの話に戻ると、実際集団に市場投下した経験がなかったから強みを活かす捉え方ができなかったというのが正しかったように思える。
入社後は否が応でも集団に入って行動することになる。その時にはもう自分が大したことないことがわかっていた。生き残らなければ死ぬ。大したことなさそうな強みでも武器に変えて進んでいかなくてはならない。
なんとなく着想が分類として大きい気がしていて、それぞれを小分類と捉え掛け算して活用していたような気がする。もちろんこれを毎回意識していたわけじゃ決してないけど説明できるってことは強みとして多少は働いていているんじゃないかなと。

・内省と着想
もともと言ってしまったことを後悔するほうで、大口叩いた後は死ぬほど落ち込む。(大口はあえて叩き続けるもの)会話一つとっても、あれはこの言い方がよかったんじゃないかとか、あの人気にしてるんじゃないかとか。大抵は自分がから回っていてその人気づいてないんだけど。これは過去に思いを巡らす癖がついているってことだと捉えている。内省と着想は相性が良くて思考を巡らせて整理して終わりにならない。次の一手が思いつく。もともとコピーライティングをしてたこともあり人の気持ちに思いを巡らせるのが大好きだし分析と考察、その実行の仕事が多かったこともあり、うまく機能した強みだったなと思う。

・個別化と着想
人をみんな同じだと捉えない。その人はその人でしかなくどうあっても点だと思う。線を引いてクラスタリングすることはできると思うけど、同じ人は2016年現在いない。なので見ることになった人や組むことになった人とはとことん話す。話すというよりか聞く。考えを押し付けない。自分の言葉でどう考えてるかは伝えるが、どう思うかはその人の裁量だと思う。人には凹凸があって当たり前で、そこを補えるように進める。尖った人が好きなのもこういう考え方故なんだろうなと思う。ちっちゃいレーダーチャート構成するよりどっか吹っ飛んでるほうが絶対いい。チーム構成にあたり根性でなんとかなる凹みは自分がやればいいと思ってやってたことも多かった気がする。(これが良いことか悪いことだったかはわからないけど色々できるようになったよ)


・慎重さと着想
これはブレーキ。でもいつしかイカれてた。止まってるほうがリスク。その上で防御思考で考えなければならない点はあると思うが、業界が伸びているのであればその問題解決を優先していかないとマーケットの伸びに対して組織としての成長が止まる。問題が同一なのであれば、他にやられてしまうからだ。そうなると結局自分の成長が止まってしまう。なので結局適応するべき点に対してどこまで時間投下するか考えるための裁量としてこの強みを活用していたように思える。
※防御思考については前ブログ参照

chikakuni.hatenablog.com

 
・収集心と着想
好奇心と置き換えている。新しい物に抵抗感を持たないこと。いまの時代はなんでも擬似体験できる。店員にもお客さんにもなるのも簡単。実体験のハードルがすごく低くなっていると思う。情報はどんどん更新されていく。全てに目を通す…なんて正直馬鹿げていると思う。ただ全て目を通さなくていいようにするために量は必要でその過程は地道な蓄積と実体験を要する。なので一次情報により近い情報に触れにいく必要がある。タイムマシン経営が未だに成り立つのであれば海外のソースに触れにいかなければならない。どこの誰かも知らない人が訳した文章で満足していてはだめだ。もっといえばそこにいるならばやらないとだめだ。体験をかき集めて、感じなければならない。「Don't think,feel」とはブルース・リーもよく言ったものだ。試行と思考の蓄積がこれからも自分を形づけてくれていると思う。


ベース低いからまだ上がるんじゃないかなと思うし、上がる余地は見えているし全然満足できなくて毎日が辛い。ベースが低いから今もやれてるし工夫のしがいもある。自分はこの強みで大丈夫です。
さいごに全ての就活が苦手であろう内向的な人に自信を持って欲しいので以下を貼って本日は終幕。


Susan Cain: The power of introverts


僕のちかくからは以上になります。




アイデアの着想点

イデアの着想点に思いを巡らす

大学時代は映画のカットを何度も何度も観てその表現技法についてまとめたり、ひたすらホラー映画観させられたり、当時走りだったコミュニケーションデザインについて事例研究したり、と今思うと勉強らしい勉強を全くしてなかったなあと思う。特に興味を持ったのはTVCMとコピーライティングで、その表現技法はかなり研究した。昔とった杵柄というほどのものでもないが、いま蕎麦屋で流れていたCMが知っているパターンだったのでそのメモをば。 

シンドラーのリスト』は好きな映画の一つだが、1カット鮮烈に心に残っているカットがある。内容については割愛するが、ナチスドイツの占領下のポーランドクラクフを舞台に実業家であるシンドラーの心境の変化をモノクロで描く、儚くも美しい作品だ。
前述のとおり本作はモノクロなのだが、1カットだけ白黒のキャンバスに赤が混ざる。

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このモノクロと赤のコントラストが美しく、ひときわ目を引く。少女の可憐さ、儚さ、小ささが混沌とする背景から浮かび上がりより一層に鮮明に映る。カラー映画普及後のモノクロ作品にもコントラストを用いたカットは他作品でも見つかる。例えば『アーティスト』はサイレントモノクロームで描かれているが、1シーンだけ「声」が表現されている。サイレントからトーキーへの変遷を暗喩するコントラストが実に見事に表現されている。(これも好きな作品だなあ…)

この『シンドラーのリスト』の技法が使われているCMがある。ご存知ザ・プレミアム・モルツだ。

ザ・プレミアム・モルツ「夏09」篇

モノクロとのコントラストでビールが輝いて見える。商品の本質に回帰したすばらしいCMだと思う。ビールって黄金色で美しい飲み物なのだ。子供のころ父が飲むビールがやたらと輝いていた。憧れていたあの黄金色がビールの魅力だったのだ。

このCM以降、この技法を利用したCMが増えたように思える。
ちなみに先ほど観たCMは以下。


CHARMY Magica「マジカ モノクローム」篇/30秒/ライオン

これは正直技法の使い方が間違ってる気がする。まず色数が多い。視点がぼやけるため価値として置いている「汚れが以前より落ちること」に焦点が定まらない。また、背景が単色のため役所広司さんの顔ばかりが目立つ。(嫌に濃い)
ある種いい例なのだが、こういう後続ででてくるCMは手法にとらわれて本質を見失ってることが多い。アイデアの着想点がどこなのか考え、何故この手法を取るべきかが明確じゃないまま「なんとなくああいうの作りたい」で進行したのだろう。

建築業界にパターン・ランゲージという言葉がある。特定の状況で繰り返し現れる問題とその解決方法等を集めることで、暗黙知を表現・共有・活用する。問題の識別や視点の多角化に効果があるとされている。パターン・ランゲージの優れている点は、過程を明確にすることで成果物までたどり着く思考法を身につけることができる点だ。Magicaの例が失敗だと言いたいわけでは決してないが、成果物や小手先の手法論のみに目を向けるのではなく、背景やアイデアの着想点まで思いを巡らせることが重要ではないかなと思う。

僕のちかくからは以上になります。  

プロジェクト・デザイン・パターン 企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32

プロジェクト・デザイン・パターン 企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32

 

 

 

 

 

 

 

 

雑記:『空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? ドローンを制する者は、世界を制す』を読んで

悶々と書く


食い草となるビジネスの種は自領域内(マーケティング)であればすぐ見つかるのだが、どうしても個人としてジリ貧に追い込まれるし、いまや市場が数的優位で如何にポジションとるかという終戦のフェーズに向かいつつある(オートメーション化が進行する領域にも関わらずにだ)ので、本質追及の武器に磨きをかけることと、領域外の仕事を如何に創るかが重要だと考え、日々悶々としている。


前者に関して絵は描けているので行動量に紐づく実業でカスタマイズしていけば、構想が現実に追いつくと思う。そこで今日書きたいのは後者の領域外についてだが、ただ悶々と考えていても自分という小さな枠組みから出られるはずもない。少しでも自分の足で人に会い、本を読み識者の言っていることを貪るように取り入れる。そしてリスクを取って実験を繰り返す。これしか前に進む方法はない。たとえ要領が悪くとも手触り感がないビジネスはスケールしないと思う。
 
そういう面で高城剛氏の書籍はどれも歯切れがよく、種となり得る問題提議が多く隠されている。(書籍化されている時点で書いてあることを今から実行しても遅いのだろうが…)
 

空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? ドローンを制する者は、世界を制す
 

 

ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ (集英社新書)
 

 

 

2035年の世界 無料Trial版

2035年の世界 無料Trial版

 


前提として考えるべき点として『ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ (集英社新書)』に「デジタルだけで完結するサービスは2016年前後で大きな進化は望めなくなる」という旨の記載があることだ。 これは周囲を見回していてもそうだろうなと感じられる。市場に身を置けている(た)ということだろう。自分の感覚としてもどう考えても次は現実世界とインターネットの融合だ。その次とされるRNG(※)の領域までいくと少しわからなくなるが、マーケティングの世界でも生体観測という言葉が聞こえるようになってきた。所謂理系の時代を直接的に感じさせられるトピックスが目白押しだが、生き残らなければならない。
※R=ロボット/N=ナノテクノロジー/G=遺伝子工学

しばらく悶々としつつ、実験期にはいる。あと遊ぶ。

僕のちかくからは以上になります。

 




移民日記

はじめに

訳あってノマド的な生活が最近増えているのだが、一般的な会社での生活と変わったことを備忘録的にメモ。訳に関してはそのうち書く。

 

オフィス用の椅子は素晴らしい

1番意外だったのがこれ。カフェで作業することが多いのだが、カフェの椅子はあくまでコーヒーを飲むためのもので長時間PCで作業していると腰が痛くなる。そう考えるとオフィス用の椅子は長時間デスクワークをしていても腰への負担が少なかったように思える。ただ、これは椅子なのか体を動かさないことが原因なのかはまだ検証の余地がある。なんだかんだ自分の場合はオフィスにいながら散歩してアイデアを固めたり、打ち合わせにでかけたり…と体を動かしている時間も多かったように思えるからだ。

==
デスクワークの方必見!腰痛が驚くほど軽くなる3分でできる腰痛解消ストレッチ
==
上記リンク先のストレッチを実施しても改善が見られないようであれば自宅の椅子の買い替えを実施しようと思う。

 

コーヒー代は馬鹿にならない

コーヒーをお店で飲むと400円程度かかってしまう。20営業日とすると8,000円/月。ヘビーユーザーの自分が何時間も同じコーヒーで保つわけないのでスタバが考えた画期的なマーケティング施策、「ワン・モア・コーヒー」を利用すべくレシートを提示しおかわりを仕入れにいく。という具合に考えると固定費が会社員時代より増えている。このマーケティングの循環だけで携帯一台契約できる計算になる。コーヒーマシン買う?いや管理コストが…。これは中期的に検討していくべき事項だろう。

 

部屋が綺麗になる

悪いことばかりではない。自分の場合、オフィス環境は衛生的ではないとだめだ。散らかっているのはインターネット上…と自分の部屋で十分 というタイプだった。そう、自分の部屋へ全く自制心が働いていなかった。本が山積み、服はたたまない、よくよく見るとフローリングに埃が積もっている…。後輩が泊まりにくることもあったのだが、よくこんな他人が作りだした劣悪な環境で眠れるなと思っていた。それがどうしたものかノマドの延長で自室で仕事する機会が増えてから綺麗になったのである。あぶれた本はチェストを購入しディスプレイ化し、クイックルワイパーでフローリングを一撫でしてから家を出る。そうなると欲が出てきてソファなんかも新調したくなってくる。(あれ?また出費が…?)ただこれは勉強しようとすると部屋が綺麗になる現象の延長かもしれない。要定点観測である。

 

生活の制御がしやすくなる

これもまだ始めたばかりなのでなんとも言えないが、友人が18時以降食べなかったら6ヶ月で20キロやせたと宣っていたので、詳細を聞いて一部真似し始めた。自分の場合20キロ痩せると病的な部類に入るので、20時以降の飲食を控えることにした。20時以降は口に入れるとしても水分と根菜を除いた野菜しか摂らない。主食を含めた食事はそれより前に。(個人的に飲み会は仕事なので目をつぶっている。つぶらせて?だめ?)ただ、昨日の内容踏まえて書くと自律性を利用した行動はこのようにしやすくなる。会社にいると20時以降に廉価で野菜仕入れるのが環境的に無理だったもん。意思の問題ではない。いまはスーパーで飼った80円のレタス1/4で2日は余裕。ドレッシングも自分で作ってしまうので脂質のコントロールも簡単。言わずもがな朝の目覚めはいいし、就寝から起床までで2キロ程度体重が減る。今日もいっぱい食べていっぱい動こうと思える。指標の目安もTarzanを購入して勉強したので自分でどこまでいけるかやってみようと思う。

 

さいごに

定期的にノマド日記も更新していこうと思う。今を書き残す重要性を昨今感じる。歴史は今の繰り返し。その時の感覚も感情も当事者しか持ち得ない。その時伝聞するか語り部になるかでいうと後者でありたい。老人のぼやきなんてうざったいだけだろうけど。

僕のちかくからは以上になります。

 

Tarzan(ターザン) 2016年 5月26日号

Tarzan(ターザン) 2016年 5月26日号

 

 

【書評】『やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~』

はじめに

最近読んだ本がめんどくさがりの自分にピッタリだったのでご紹介をば。 

やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~

やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~

 

僕は根性論が嫌いだ。もう嫌い。大っ嫌い。

よく聞く「ポジティブに行動する。」・「とにかく行動する。」
に対して「何故?」「何を?」「どのように?」…といちいち考える割と理屈屋さんで、扱うには面倒くさいタイプなのだ。
というか自分で自分を扱うのも面倒くさい。
兎にも角にもやってのけさせるのが大変なのである。
そんな私みたいな七面倒くさいタイプを理論でやってのけさせるには? ということで学びをまとめてみた。

ちかくにまなんだこと

①「証明型」と「習得型」の目標がある
②目的達成への焦点の当て方には「獲得型」と「防御型」がある
③「関係性」・「有能感」・「自律性」の3つの欲求
自分をコントロールする上でこの3パターンの組み合わせが重要とのこと。
まず、上記心理学に基づく3点を自分の解釈で簡単にまとめる。

①「証明型」と「習得型」の目標がある

目標には能力を示すためによい成果をあげることを重視する証明型(be good)と成長や進歩、技能の習得を重視する習得型(get better)の目標の2種類がある。

簡単な仕事は[証明型]の思考でこなすことで、速度感を持って進めることができる。
例えば、「メールの返信は1時間以内に行う」等の目標がこれに該当する。
個人的に普段から証明型の目標を念頭においている人ほど、困難に直面すると、いい意味ですぐあきらめる気がする。自領域以外では人に頼る術を持っているのだ。

[習得型]の目標を持っている人は過程を楽しむ。終わった後の成長も少し楽しみだったりする。ただ、この手の目標を持つ人材は抱えすぎてパンクするリスクも持ち合わせている。その上でそのリスクすら楽しんでしまうのが習得型の人間だと思う。

どちらが良いということはではなく、いまの目標が自分にとってどちらかを整理した上で進めるのが吉ではないかなと。ただ証明型の目標ばかりこなしていても、自分の枠からは出られないかなと思う。
自分の場合、証明型の目標は地固め、習得型の目標はチャレンジとして置いて走ることが多い。楽しいのは後者。血だらけになるけど血だらけにならないと次にでてくる[防御]も覚えられないと思う。

 

②目標への焦点の当て方には「獲得型」と「防御型」がある

簡単に言うと、物事を楽観視して進めることを[獲得型]・物事を悲観視して進めることを[防御型]と本著では指している。目標達成にあたり"得られること"を重視する人と、実施にあたって生じる"損失を考える"人がいるってのは組織ではよくあることだと思う。

獲得型の人は機会を逃すことを嫌い、リスク承知でできるだけ行動をとる。防御型の人はミスを犯すことを恐れ、確実な成功が期待できないと行動を起こさない。

なんとも防御型に良い印象を起こさない記載の仕方になっているような気がするが、これは結局経験量に基づく勘所の良さに紐づくと思う。経験量が多い人ほど手堅く重厚に物事を進めたがる。ただ、その手堅さ故に、速度が求められる業界ではある種時代遅れとなっている…と言うのは一介のビジネス現場のベテランと若手間でおきているあるあるではないだろうか。時代の流れには逆らえない。重要なのは経験を無下にせず防御したい対象がなんなのは言語化し、目標達成に向かう(向かわせる)ことではないかと思う。

 

③「関係性」・「有能感」・「自律性」の3つの欲求

目標を達成するにあたって、人間の基本的な欲求を満たす必要がある。代表的な欲求として挙げられているのが[関係性]・[有能感]・[自律性]の3つ。[関係性]は人間関係、[有能感]は技能向上、[自律性]は情熱や価値観とそれぞれ言い換えることができる。

ここで深く述べるべきは自律性だ。自分の経験を踏まえても、本著に記載がある「興味がある」・「楽しそう」・「自分の特性や価値観に合っている」という感覚を持っているときは自発的に行動ができていると思う。
その行動に対する結果がたとえうまくいかなかったとしても、自ずと他二つの欲求も満たせていることが多い。

心理学の観点で述べられている[内面化]が起きているのだろう。内面化とは外的な規範や欲求を自分ごと化して価値を感じることを指す。人に何か指示をする際には、「内面化させるにはどうすればいいか?」を考えて行動を促す必要がある。そうすると自ずと「何故」と「選択」を用いたコミュニケーションになるのではないだろうか。

①〜③の活用

第6章に詳しく記載があるのでここでは一部簡単にまとめる。

A:簡単なことをするとき⇒証明型×獲得型
B:スピードが必要なとき⇒獲得型
C:正確さが求められるとき⇒防御型
D:創造性が求められるとき⇒獲得型×自律性
E:過程を楽しみたいとき⇒習得型×自律性

普段自分の体が動かない時、それぞれの目標設定や紐付ける欲求の方向性が誤っていることが多いように思える。
例えばBで、上司に「この指示をすぐやってくれ」と言われたとする。それに対し「これをすぐやる意義は?」と考えてしまうのは方向性を誤っている。「この指示をすぐやることでこの人の信頼を得ることができる」と関係性と自律性を紐付けて指示を全うすると行動から達成までがスムーズになる。
自分の場合、この誤った思考パターンに陥っていることが多いので、短期的な目標設定や実務を行うことが苦手だ。それがわかっただけで思考の癖を正す意思が生まれる。志向のパターンが顕在化がする本は儲けものだと思える。

さいごに

今回の1番の気付きは「why」を考えることが短期的にみるとマイナスに働くこともあるということだ。いつかサイモン・シネックの『ゴールデン・サークル』についても書くかもしれないのでここでは控えるが、個人を動かす上での目標設定とその焦点、欲求について頭のなかで整理をつけて行動を起こしていきたい。
今年読んだ中でおすすめの部類に入る本なので是非興味ある方は読んでいただきたい。Kindle版が出ていないかつハードカバーなので抵抗感がある方もいると思うが…オススメである。

僕のちかくからは以上になります。

やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~

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ちかくにまなぶ

『ちかくにまなぶ』というテーマでブログを始めてみます。

近くから得た学びについてつらつらと書いていこうと思います。

自分は頭悪いので書いておかないと忘れちゃうんですね。

日々得たものを血肉に変えていこうかと。

自己紹介など後々まとめていきますね。

まずはスタートをば。

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