ちかくにまなぶ

近くから学んだことを書き残すブログです。

目標を設定する時に考えること

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目標を設定すること

社会人になるとよく目標を立てることが求められるものです。
施策実施、評価面談、事業収支、なんにせよ以下3軸で会話できるようになるといいかなと自戒を込めて書いて見ました。


意義目標

  • その施策を何故やるのか
  • 達成したときの自分やチームのどんな姿が浮かぶか
  • 人を動かす場合、イメージを共有することが重要

数値目標

  • どの指標に到達したら達成水準と言えるのか
  • できるだけ具体的な数値を設定する
  • 目標設定に影響を与える変数を読み切る

行動目標

  • どのように行動して目標を達成するか
  • if thenのアプローチで行動を考え手詰まりにならないようにする(行動に余幅をもたせる)
  • スケジュールをスピード感を持った形で設定する(いつまでに誰が何を)

 

それぞれが欠けることのリスク

数値・行動目標は比較的セットで考えられていることが多いのですが、意義が抜けて「なんでやってったんだっけ…?」と途方にくれるみたいなパターンが長期的な施策運営になればなるほど起こりえます。(キャリア形成で悩む場合、このパターンが多いのがいわゆるリバーピープルと言うやつ)


意義目標しかない場合
:漠然とした何かを追うことで満足するリスク
Ex.宗教系のアプローチ。なんか俺たちイケてるよね。
実体が伴ってればいいですけどこれだけは結構怖いですね。

数値目標しかない場合
:短期指標に囚われた運営を行うリスク
Ex.買収を行いフォロワー数一桁のアカウントを1000フォロワー獲得する。
一概に無駄使いでもなさそうだけどこれは違いますよね。

行動目標しかない場合
:作業を終わらせることが目標になるリスク
Ex.集客見込みのない飲食店でおしゃべりして居座るバイト
自分も如何に楽な状態でバイト先に居座るか考えてた時代がありましたが…F/L比率エ…。

ちょっと昨今意義目標が重要視されすぎてる感はあるかなと考えています。すべて揃ってこそ良い目標だということを意識すべきかと。

僕のちかくからは以上になります。

参考

サイモン シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか | TED Talk

THE TEAM 5つの法則 (NewsPicks Book)