ちかくにまなぶ

近くから学んだことを書き残すブログです。

【年間100冊】2018年4月に読んだ本

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ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。僕は例年通り、混み合いそうなこの連休はどこも行くことなく夏過ぎにどこか遠くへ行く計画を、と思っていたのですが、9月に引っ越しがあるのを完全に忘れていました。もしかしたら今年最大の連休かつお財布に余裕がある時期を棒に振ってしまったかもしれません…。まあ後悔先に立たずと言うので、前向きな気持ちで4月の振り返りをば。

 

4月は少しペース落ちた感あったのですが8冊ねじこみました。「ねじこむ」という表現にあえてしたのは、月末に二冊本当軽い新書読んじゃったんですよね。こういう読書の仕方はよくないなと改めて思ったので、ちょっとぶ厚めな本をこの連休で徐々に消化しているところです。

 

それにしても最近のトレンドはナラティブというやつだなあと感じています。トレンドに敏感すぎるあたくしは本の文体もなんとなく口語体じゃないと読む気が起きないということが起きてしまっています。本当に古文体が読めなくてですね。自分で自分が嫌になることがあります。

恥ずかしながら学生時代から歴史に興味が持てないんですよね。「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ」という通説もあるのでなんとか克服したいのですが、最近思うのは「学生時代にやっていないことは大体ハマれない」ということです。趣味も結局昔からやっていることを選んでしまっていて、時間が無い分広がりが生まれないなと思う今日この頃であります。

 

前段が長くなりましたが、以下4月に読んだ本です。テーマは「弱者としての自覚」ですかね。年をとるに連れて自分の弱さをようやく自覚しつつあり、そこへの対策に着眼点を置いています。ベストバイは『弱者の戦略』です。まんまですが。それではいってみませう。

 

 

28.世界最先端のマーケティング ★★ 

世界最先端のマーケティング 顧客とつながる企業のチャネルシフト戦略

世界最先端のマーケティング 顧客とつながる企業のチャネルシフト戦略

 

 マーケティングに携わる身として一応読んでみたという感じですが、追えてない内容はさすがになかったですね。よかったよかった。ネットニュースを体系化したという感じです。Amazonフレッシュの内容が一番知識乏しかったので勉強になりましたかね。こういう法則化する思考は重要だと思いつつ戦略を点で語るというのはあまり好みではないなあと思います。

 

29.弱者の戦略 ★★★

弱者の戦略 (新潮選書)

弱者の戦略 (新潮選書)

 

冒頭のこの一説に割と痺れてしまいまして、一気に読み進めた形になります。

生物にとって「強さ」とは何か?それはするどいキバやとがったツメを持つことではない。生き残ることができなければ、それは強さとは言えないのだ。 

 そう、たとえ小さな戦に何回か勝てたとしても、生き残らないと意味が無いのです。

これは個人で商売した経験がある身として強く感じることです。独立当初、「油断したらふっ飛ばされる」と何回思ったかわかりません。結果として僕は会社員として「紛れる」戦略に身を投じたわけですが、これはプランBとして独立当初から掲げていたことです。

独立後商売自体は正直上手くいっていました。これは生きる場所を一先ず見つけることが出来たということです。その時使っていた戦略は本著の内容に則ると「ずらす」ということです。前職と同じドメインで勝負することもできましたが、個人で戦い切れる市場ではないことは明らかでした。前職の広告代理店は、OC(組織力)戦略の側面が大きく、SP(ポジショニング)戦略として差別化らしい差別化ができる要素は正直多くありません。なので、持っている知識をフル活用し、ずらした存在として「個人の知恵」を商品にしました。劣悪な環境を利用し、自分なりの「ニッチ」を作り出したというわけです。

ただ、継続性の観点で見ると、正直この戦略には疑問を感じていました。直近最低限生きられる保証はあっても、自分は弱者に変わりなかったのです。中長期的な観点で生きることを考えるにあたって、あるタイミングでプランBを行使することに決めました。「たまたま良いお誘いがあった」というのが正直大きいのですが。

こういう偶発性も弱者には大きな影響を与えます。生物にとって天災などがそれにあたるでしょう。それでも生き残る生物は、生き残るのです。この言葉に集約されてるように思えます。

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」 

 結局お前は負けたのだという人もいるかもしれないですが「これは自分が生き残るための変化だった」と言えるように精進していきます。

 

30.メンタルが強い人がやめた13の習慣 ★★★

メンタルが強い人がやめた13の習慣

メンタルが強い人がやめた13の習慣

 

メンタル豆腐なんですよ。割と色んなこと気にして自己嫌悪に陥ってることが多いです。弱者として助けてもらおうと本著にすがりつきました。結果的にこの本読んでよかったなあ…。
自分の思考の癖として「自分を哀れむ」ところがあります。「なんて自分はかわいそうなんだ」、とは思わないのですが、「あの時やっておけば違ったなあとか」、「(失敗を予見できたことに対し)自分は言ったのになあ」等過ぎたことにクヨクヨしてしまうところがあります。

この思考の癖に対して、本著ではばっさりと「時間のムダ」だと切り捨ててくれています。自分を哀れんだところで、問題解決には一歩も近づかないので前向きに行動するにはどうすればいいかを考えなさいと。

哀れむエネルギーが大きいことに対してバックが少ないよということですね。マーケティング畑にいると物事を費用対効果を考えることが多いのですがそれと同じなのかもしれません。自分を哀れむことにエネルギーを使うと自分の中では何かを解決している「つもり」ですが表面的に見ると何も行動せず、時間だけがただ過ぎています。時間帯効果も低いし、エネルギー対効果も低いし、と合理的に考えていくとたしかに「ムダ」ですね。次の『反応しない練習』にもつながる部分ですが合理的に行動するとい視点を自分はもっと身につけたほうが良いと思いました。

 

31.反応しない練習 ★★ 

原始仏教の入門書ですね。そう、仏陀ですよ仏陀。ブディズムってやつですね。先入観なく読んでみると結構面白くて、『仏陀は実は、「超クール」』っていう帯のコピーに納得できました。

仏陀が何よりも大事にしているのは「心の反応を見ること」と「論理の合理性」なんですよね。その時の感情で判断せず合理的な選択をしていく。

一見ドライとか言われがちな事業判断も、合理的に考えてみると正しいなと思うことがよくあります。もちろん感情持って事業やってる当事者からするとたまったもんじゃないのですが。ただ、継続することが不幸につながるパターンも往々にしてあるので、見切りをつけること自体が悪なのではなく、合理的に判断できていないことが悪ということになるのでしょう。気に食わない判断に対してすぐ反発するのではなく、一歩引いてアルカイック・スマイル浮かべて合理的に考えるという視座に立っていたいものですな。違うか。

 

32.世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 ★

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

 

 こういう分析を元にした「論破」系の本ってどうしても内容が平均的になるんですよね。メタアナリシスが最も正しい証明法であることは間違いないと思いつつも、自分個人の体質が「平均的である」かどうかは調べないとわからないよねと。その面で先端医療にフォーカスした嘘八百かもしれない高城本のほうが興味深い内容だったなあと思いました。興味ある研究結果だけクリップして本棚の奥へ。

 

33.たった一人の熱狂 ★★ 

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

 

再読です。話題の編集者箕輪さんの本なんですねこれ。当時は知らずに読んでましたがやる気がもらえる良い本ですよね。著者の本を全て暗記してから会いに行くみたいなエピソード聞くと自分の仕事への情熱はまだまだだなと感じます。こんなにも人に尽くそうと思ったことが、自分にあっただろうか。燃えては折れ燃えては折れを繰り返しその中のほんの少しが形になる。自分はどこかで折れて止まっている気がします。

本著はソーシャルアプリの755の内容を再編集したそうですが、「そういえば755って聞かなくなったな…」とちょっとしたノスタルジックも感じましたとさ。

 

34.心を整える ★★

まあ、ワールドカップ始まるしね☆くらいの気持ちで読み始めました。表題の内容が最も知りたかったので、冒頭のエピソードが全てだったなと思います。「長谷部オススメのミスチル名曲ランキング」みたいなコーナーがあると思わなかった(笑)

 

35.成毛流「接待」の教科書 ★★

成毛本結構好きなんですよね。昨今のトレンドを薄く伸ばしてこねて良い具合にまとめてくれる感じ。今回は接待について。
恥ずかしながら飲み会と接待の違いについて教えてくれる機会もベンチャー出身だとあまりなく、こういう本で「世間」というものを理解するのも悪くないかなと思いました。

本著の基準で自分の飲み会遍歴を振り返ると、「接待」まではしたことないなと。とりあえず思ったのは良い店のリストをもっと増やそうということで、これ自体は友達でもデートでも使えますしね。昨日は後輩が一つ節目とのことだったので寿司屋へ。接待もこういう仲良くなりたい人に主体的に何かしたいという気持ちの結集だなと思いましたとさ。ただそこに下心は、ある。

 

5月の予告的な…

5月は割と本業に近いビジネス寄りな選書になるのではないかなと思っています。久しぶりに勉強する気になってきた感じです。いま読んでいる2冊もずっと読みたいなと思って「時間があるときに」と先送りしていた本です。ただ残念ながら「時間があるとき」は一生来ないと思うので、観念してゆっくり読み始めたら、やっぱりちゃんと面白いし勉強になるんですよね。メンタリストのdaigoさんが「自分が半分くらい知っている内容が良い勉強材料になる本」とニコ動で仰ってましたけど、まさにそのくらいの難易度で学習に一役買ってくれそうです。

 

僕のちかくからは以上になります。

起業のファイナンス増補改訂版

起業のファイナンス増補改訂版

 

 

 

【年間100冊】2018年3月に読んだ本

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飛ぶように3月が過ぎました。色々あったな。仕事も徐々に自分が望む形になってきている気がするのでアクセル踏んでいこうと思います。今の課題は爆発力。そつなくこなすは面白みがないからね。もっと魅力的に踊ってみせるよ。

3月は9冊読むことができました。月9冊ペースでいけてるので年間100冊達成ペースですね。何冊上振れできるか。そして毎年来る本読めない期がいつくるか。そこがポイントです。

 19.私とは何か ★★★ 

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

 

再読です。『マチネの終わりに』の平野啓一郎著の新書。この本好きなんですよね。「分人」という理論が主軸にあるんですけど、今回気になったのは恋と愛の違いについての言及でした。最近LOVEというやつがよくわからんのですよ。アガペーアガペー。恋から愛へ変容する。これが本当にそうなんだっけ?と思いつつ良いことを聞きました。平野啓一郎さんの小説もまた時間作って読みたいな。

20.世界一やさしい右脳型問題解決の授業 ★★★ 

世界一やさしい右脳型問題解決の授業

世界一やさしい右脳型問題解決の授業

 

 新卒の社会人は前著の『世界一やさしい問題解決の授業』は必読だと思います。自分が前職でチーム見てた時は全員に読んでもらってました。(興味があれば次は『イシューからはじめよへ』進みましょう。)今回はその続編で右脳型問題解決にフォーカスした内容。こちらもとても良かった。右脳型と聞くとクリエイティブな職種以外必要ないと思うかもしれないですが、全職種この視座を持つ必要性があると思います。

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

 

21.ゼロから始める都市型狩猟採集生活 ★★★

ゼロから始める都市型狩猟採集生活

ゼロから始める都市型狩猟採集生活

 

 神楽坂のかもめブックスで文庫版が出てるのを見つけて手にとってみました。最近「人の生き方」にとても興味があり、普段関わらない人が何を考えて生きているのかがとても気になります。内容はかなり考えさせられるものがあり、都市で0円で暮らすことの容易さ(決してそんなことないと思いますが)を感じました。木々に実がなり動物を捕らえそれを食す。都市ではそんな暮らしは必要ありません。都市=栄えているということは誰かが生きられる環境を勝手に形成してくれるのです。そこに対して0円の果実を如何に食すかを考えていけば食べるのには困らない。家も同様。自分一人で暮らすならそう広いスペースは必要ない。服は廃棄で十分。そう考えると富と名声の先にある価値ってなんなんだろうと考えます。最近一番有名なホームレスは小谷さんだと思いますが、ステレオタイプ的な富めることへの価値は下落していく気がしてなりません。

ホームレス芸人小谷がお金に困らない理由をキンコン西野が分析 - ログミー

22.書く人はここで躓く!作家が明かす小説の「作り方」 ★★

 小説書くってどんな感じなんだろうなと思い買ってみました。POPEYEで『コンビニ人間』の村田沙耶香さんがおすすめされてたんですよね。「設定」・「展開」・「新局面」で構成するという一説が一番勉強になり、動画制作の現場でもディレクションしやすくなりました。読み進める中で一ついまいちだったのは、小説が著者へ投稿される作品の話ばかりで共感できなかったこと。文書読本のように文豪の名作を例にして語ってほしかった。

23.LOVE理論 ★

LOVE理論

LOVE理論

 

最近LOVEというやつがよくわからんのですよその2。けんすうさんがオススメされてたので読んでみました。こういう恋愛ハウトゥー本って読んでみると結構面白いんですよね。ただそうだ。おれ水野敬也の文体嫌いなんだった。

24.ユダヤ人大富豪の教え ★★★

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

 

 のぐたくさんのブログから拝借した一冊。

野口卓也 - おすすめの本<自己啓発・ビジネス立志伝> - Powered by LINE

改めて自分の人生を見通しを立てないとあかんと思いました。30までと30からを考える一人合宿開催へ。土日開催参加有償。一回有給取ろうかなとも。

25.没頭力 ★★★

没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術

没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術

 

今月のベストバイです。今年は室伏広治の『ゾーンの入り方』から始まってることもあり「没頭」が自分の中のテーマみたいです。関連書籍あたってみようと思います。
それにしても吉田尚記さんの本好きだなあ。読みやすいし論点がはっきりしてるからか頭に入ってきやすい。今回であればニコ生の編集版だから音声で頭にはいってくる感じがいいってのもあるんだろうな。
幸せの定義が「快楽」・「意味」・「没頭」だという一説があるのですが、本著は「没頭すること自体が目的でもいいのではないか?」という仮説で構成されています。例え意味がなくても時間が飛ぶ感覚があることをしているのは心地よいですよね。自分にとっては物書きがそれに近いような気もするのですが、それが仕事になったら辛い気もします。それは没頭に意味が加わってしまうからなんですよね。アンダーマイニング効果が働くと報酬をもらうこと自体が目的になってしまうから書くこと自体が楽しめなくなって没頭できなくなる。個人的にスキルアップに支障をきたすのがこのパターンで、やること自体がなんだか面白くなってしまいます。自分の中でいつの間にか幸せが「快楽」や「意味」にすげかえられてるんですね。そうではなく「没頭すること」自体が楽しかったじゃんかよということを本著は強く語りかけてくれます。
そのためにどうすればよいかということにも存分に触れられていて、没頭に入る方法として語られていた中で面白かったのは、両手を使ったもののほうが没頭しやすいという一説です。たしかに一日中PCを両手で叩いているエンジニアさんって集中状態に入ってる時間が長い気がします。そしてそれを妨げられるとスゴイ嫌そうなんですよね。本著を読んで幸せを妨げてると考えるとそりゃそうだと。自分も彼らの幸せを追求する姿勢を見習おうと思いました。
再読必須の一冊に出会えて嬉しいです。「最近なんか面白くない」とちょっとでも思ってる方には是非手にとって欲しい一冊です。 

26.「ひとり会議」の教科書 ★ 

1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書 (Sanctuary books)

1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書 (Sanctuary books)

 

自称内向的の自分としてはいつも考えてることに近く学びが少なかった印象。サクッと自己啓発的な養分を自分に入れたい時に見返すのにはいいかも。

 27.ヘンテコノミクス ★★★

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

 

 行動経済学をマンガでまとめてくれてる本。一家に一冊あってもいいかもです。お子さんの教育にもおすすめできます。学校の勉強より確実に役立ちます。

chikakuni.hatenablog.com

 

おわりに

ブログ書いてると時間が飛ぶようにすぎますね。更新減ってますがこちらの読んだ本のまとめは自分の整理になるのが楽しい感もあるので続けていこうと思います。

 

僕のちかくからは以上になります。 

フロー体験入門―楽しみと創造の心理学

フロー体験入門―楽しみと創造の心理学

 

 

風呂についての駄文

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天辺までのことを「今日」と呼んでも無駄だということは、この社会人生活で理解してしまっているので、寝るまでを「今日」ということにしている。社会に入りたての時は、その日の汚れをその日のうちに落とすことの素晴らしさにも気づいておらず、朝起きてシャワーを浴びるということも多かった。実際、それが出来たか否かは、次の日の生活の質を大きく左右する。前述の内容になぞらえるならば、「今日」を終えられないまま「明日」を迎えるようなものだ。そんなことに気づくまで6年の時を要した。書いてみるとあほらしいなと思うもので、小学生でも知っている「寝る前にお風呂に入る」ということの重要性を社会人になって身をもって体感したということだ。その要した年月が小学校卒業までの年数と変わらないというのは、「劣等生」のレッテルを貼られてもおかしくないだろう。実家にいた時はなんとなく惰性で生きていたのだろう。実家から出て6年。ようやっと中学生になる時が来たのかもしれない。底辺を短針が指す頃合いだ。

 

僕のちかくからは以上になります。 

ゼロから始める都市型狩猟採集生活

ゼロから始める都市型狩猟採集生活

 

 

2018年2月に読んだ本まとめ

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2月は10冊いけました。昨年から年を重ねたのか再読本の割合が増えてきました。まがいなりに社会人やってきて、立ち戻れる場所が見つかり始めてるのかもしれません。 

chikakuni.hatenablog.com

 

9.ブランド「メディア」のつくり方 ★★★

ブランド「メディア」のつくり方―人が動く ものが売れる編集術

ブランド「メディア」のつくり方―人が動く ものが売れる編集術

 

昨年読んどけば良かったと思う一冊。メディアを初めてやる人必見。意外とどこにも書かれていないWebメディアの当たり前が普通に解説されてたり、編集としての必要な空気を作る能力について書かれています。個人的にVERY編集長の読者の"気分"に触れた一説がとても勉強になりました。

 

10.なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか? ★★

いつもの堀江本でしたが出版について重点的に書かれています。ベースにあるのは本を書くことを分業しようという理論。メルマガは本だと言えないのだろうか(いや、言えるだろう)とメディアに囚われない「本」を書くメソッドから書店へ直接営業したほうがいい等細部の手法も書いてあり、面白かったです。

11.不老長寿 ★★★

不老超寿

不老超寿

 

堀江本という言葉あるならば高城本もあるだろう。今回は一種のトンデモ本ですが、医療の未来を指し示す一冊だと思います。ただ、これを2018年現在で網羅すると100万円以上余裕でかかりますね。その分生きられる可能性が広がるため投資として見てちょっとずつやっていくのがいいのかもしれません。ジョコビッチの本読んでから、ずっとやりたいlgGのアレルギー検査からインセンティブが入ったタイミングにでもやってみるかなと。あと今回知った自分に足りない栄養が分かる「栄養分析プログラム」は気になります。

 

12.教養としての プログラミング講座 ★★

教養としてのプログラミング講座 (中公新書ラクレ)
 

再読です。プログラミングやるってどんな感じだっけ?と思い、もう一度のぞいてみました。エンジニアが何考えてるかわからない人は一度読んでみるといいと思います。定義の重要性に気づき、それが甘いとどうなるかってことがよくわかります。

 

13.ファンベース ★★★

初読の感想を書いたので割愛します。各所から絶賛ですね。 

chikakuni.hatenablog.com

14.空気のつくり方 ★★★ 

空気のつくり方

空気のつくり方

 

再読です。この本マーケティング本の中で一番好きかもしれません。何度も何度も読み直して自分の物にしていきたいと思っています。データはできるだけ全て集める、がそれだけではなく、空気を吸いに現場にでて感じる、右脳型のアプローチと呼ばれる手法ですが、それが未来を創るこれからのマーケティングだと思います。左脳型の改善は数字を着実に数字を伸ばしますが、爆発力がなくこれから機械に奪われる領域だと思います。

 

15.スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営 ★★★

スノーピーク「好きなことだけ! 」を仕事にする経営

スノーピーク「好きなことだけ! 」を仕事にする経営

 

ずっと読もう読もうで止めてた本。スノーピークの高価格商材を売るマーケティングの王道感はすごいですね。誰もが思いつくであろう、「本当に良いものなら高くても売れる」を体現できている企業は少ないように思えます。その分、先日初心者向けの廉価版のテントを出してるのを見かけたのは驚いたのですが。上場したし、裾野を広げて伸ばすって意味合いですかね。グランピングブームだし。今のところそれがブランドイメージとしてマイナスに働いてる感がしないのがまたすごい。今後も注目していこうと思います。

 

16.遊ぶ奴ほどよくデキる! ★★

遊ぶ奴ほどよくデキる (小学館文庫)

遊ぶ奴ほどよくデキる (小学館文庫)

 

「遊びの予定を年間で立てる」・「とことん休む日をそこに組み込む」・「何かをとことん考える日を設ける」等休日を有意義にするノウハウが盛り沢山でした。大前さんも夜の店とか行くんだとか、日本を代表するコンサルのキレを構成する「オフ」に触れられる一冊です。 

 

17.アマゾンの料理人 ★★★

アマゾンの料理人 世界一の“美味しい”を探して僕が行き着いた場所

アマゾンの料理人 世界一の“美味しい”を探して僕が行き着いた場所

 

Amazonの」料理人かと思ったら「アマゾン川の」料理人だった本著。前提間違えて買っていましたが普通に楽しめました。軸はズラさず世界を転々とする人生も面白いものですね。「野生に還る感覚が失われてる」という課題感は、意外にもスノーピークの本と通じるものがありました。野に還ってサバイブする…。近年の自分の最も遠いところにある気がします。ひしひしと危機感を感じました。また一人海外しないと。

 

18.21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由 ★★

21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由

21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由

 

こちらも再読です。とてもいい本なんですけど、1章が一番勉強になりそこだけ読めば十分なような気もします。非デザイナーがデザインというキャリアを選ぶのは日本ではまだ一般的ではありません。大学院に行くとなるどうしても「MBAとるの?」という会話になるように思えます。実感値から思うのは、キャリア形成以外でも自分や他者の可能性に蓋をせず、他業種に触れたほうが確実にできることは増えるし上手くいく可能性が高まるということです。本著にある専門性同士をつなぐ「H字型の人材」という価値は今後高まっていくように思えます。関係ないけど、求人の魅せ方で「H字型♥人材募集」とかPV取れそうじゃないですかね。だめか。

 

ちょっとブログの間隔があきはじめているのは、ブログ入稿の時間確保がなかなかむずかしい程度に日々仕事が自分の時間を圧迫しているためです。毎日寝る前にボソボソ音声入力してるんですけどね。3月もなかなか忙しそうですが、読書の時間だけは確保していこうと思っています。

 

僕のちかくからは以上になります。

世界一やさしい右脳型問題解決の授業

世界一やさしい右脳型問題解決の授業

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰ってからすること

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帰宅してすること。まずご飯を温める。土日に作り置いて基本的にはそれを食べる。ない時はパスタ等簡単なものをこしらえるか、近くの餃子屋で済ませて帰る。ご飯を食べながらアニメを1〜2本みて、風呂を沸かしてる時間で簡単に運動する。メニューは決めていて、プッシュアップバーかダンベルかスクワット。この3つを日でローテーションして回す。土日は全部盛りをするときもあるが、基本的には中三日ローテでゆるく行う。その後少し置いて風呂に入る。おっさんがどこから洗うかなんかはどうでもいいのでそれは割愛させていただく。湯船では本を読む。20分程度に収まることが多いが乗ってくると1〜2時間読み続けてる時もある。そういう日の湯船は言わずもがな冷たい。次は追い焚きのついた家に住みたいと切に願う。風呂から出て食器を洗う。ついでにお湯を沸かし、ビオフェルミンなどのサプリを摂取する。その後ボソボソとスマホに向かってつぶやき、フォームローラーでゴロゴロと肩こりの原因となる筋膜をほぐし、眠る。ここまでがワンセット。

これが出来ている日は調子がいい日。いわゆる自分を測るバロメーターというやつはこの流れが正常に行われているかどうかで判断できる。これはこれで独身を謳歌しているということなのだろう。実にこじらせている。

 

僕のちかくからは以上になります。

 

 

続・心の会計

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続きを書くほどの話でもないと思ってたのですがオチがついたのでメモを。
この話を読んだ後輩に、「10円入れればよかったじゃん」と言われました。 

chikakuni.hatenablog.com

僕はこいつ話の趣旨がわかってないのかと疑いの眼差しを向けてしまったのですが、よくよく話を聞くと、こういう考え方もあるようです。

 

「10円は苦(9)を越えるので縁起がいい」

ぽかーん。ということは、今回の10円玉と5円玉の交換は、ゲン担ぎVSゲン担ぎで価値が相殺されているということになります。なんならマイナス5円損しているだけ。5円損してご縁を同僚に授ける慈善事業。こんないい子な僕ちんに罰を与えるなんて神は実に罪深い。
これからお賽銭は、無理矢理にでも語呂合わせして心のお会計としようと思います。いや、これはフレーミング効果だな。

 

僕のちかくからは以上になります。

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

 

 

読後の感想『ファンベース』

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さとなおこと佐藤尚之さんの『ファンベース』読み終わりました。まだ消化しきれていない状態で書いている(音声入力なので厳密に言うと喋ってる)ので深い考察でないことはご容赦いただきたいのですが、初読の感想として、一番心に残ったことを書いていきます。『ファンベース』の内容については、以下のリンクがよくまとまっていたのでこちらをご参照ください。

asa-shibu.tokyo

読んでいて一番面白かったのは、「共感を強くする」の項の、「ファンであることに自信を持ってもらう」という一節でした。""「この商品が好きな自分ってイケてるのか。」「この商品のファンって言って笑われないか。」「この商品を友人に勧めても大丈夫か」""という意外と自分の熱意に自信がないファンのインサイトが切り取られていました。
これは議論の場でよく見受けられることと似ていると思います。2ちゃんねるのスレを見ていても[A]という論理展開がされている際に、その逆説である[B]という論理を書き込むのは勇気がいることです。ただ、一人が[B]ということでその書き込みが連鎖してようやく議論の場として成立つするという板を何度も見てきました。何が言いたいかというと、最初の一人になるということにはそれなりにエネルギーが必要ということです。
そもそも、商品が好きになった人は、商品のファンであることがA(イケてる)なのかB(イケてない)かすらも分かっていないかもしれません。それをまず認知させることが一つのブレイクスルーになる可能性は大いにありそうだと思います。
本著で、一方法論として記載されていたのは、意外にもマス広告を打つ、ということでした。CMというと、どうしても新規の顧客認知に目先がいきそうなものですが、よくよく考えてみると納得しました。テレビなどは大衆に受け入れられているメディアです。「マス」メディアというほどですから、そこに反論の余地はないと思います。つまり、「テレビで取り上げられた」ということは、自分の好きな商品が、世の中に認められたと言うことになります。こうなるとファンは自信を持って商品を勧めやすくなる、というわけです。テレビを通して共感を強くする機会を創出するというわけですね。
この場合はテレビを例に挙げましたが、インフルエンサーなど一定の認知がある人の一声というのも影響力としては申し分ないと思います。ただ、その場合注意すべきなのは、「インフルエンサーのファン」なだけで商品への思い入れが自体は希薄化してしまうことです。商品を好きになってもらう文脈の中の一つとしてインフルエンサーが存在するわけで、「インフルエンサーを引き立てるための商品」になってしまっては本末転倒です。そのあたりは古典的なブランディングの概念が参考になる気がしています。

ブランド・マインドセット

ブランド・マインドセット

 

このように、一定の商品のファンであることを肯定する理由づけをしやすくする空気づくりというのは、今のマーケターに求められるスキルの一つなのかなと本著を通して思いました。当然ながら数字は出せませんが、今運営しているメディアでも、この「共感を強くする」で紹介されている法則はしっかりと実感値としてとらえることができています。これは広告代理店の時では得ることができなかった感覚だったりもするので今とても良い経験ができているように感じます。
ただ、やはりマーケッターというのは圧倒的な結果を出さないと認められない、名乗れない職業かなとも思います。その割に泥臭く地味で、なかなか結果はでません。ことマーケティングにおいて一過性の成功は追随が楽なことが多く、テクノロジーの発展や資本力によって圧倒されてしまう可能性が高いと僕は考えいてます。そう考えると今は腰を据えて目の前にいる顧客である「ファン」と向き合っていくことが、急がば回れではありませんが、近道な気がしています。
読後ほやほやで体系だてて述べられていないですが、今回の『ファンベース』含め、昨今トレンドとなっているマーケティング関連書籍3冊の共通点が少しずつ見えてきています。キーワードは「空気を編集する」ということです。それは機械には絶対できないと考えていて、考えがまとまってきたらまた書きたいと思います。

僕自身さとなおさんの書く本のファンで、関連書籍『明日の広告』から本作まで追いかけていますが、毎回の如く、今回もとても多くの気づきを得ることができました。さとなおさんのように歳を重ねても「今の空気」を捉えて編集できるようになりたいと思う今日この頃です。

 

僕のちかくからは以上になります。

ファンベース (ちくま新書)

ファンベース (ちくま新書)

 
明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045)