ちかくにまなぶ

近くから学んだことを書き残すブログです。

続・心の会計

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続きを書くほどの話でもないと思ってたのですがオチがついたのでメモを。
この話を読んだ後輩に、「10円入れればよかったじゃん」と言われました。 

chikakuni.hatenablog.com

僕はこいつ話の趣旨がわかってないのかと疑いの眼差しを向けてしまったのですが、よくよく話を聞くと、こういう考え方もあるようです。

 

「10円は苦(9)を越えるので縁起がいい」

ぽかーん。ということは、今回の10円玉と5円玉の交換は、ゲン担ぎVSゲン担ぎで価値が相殺されているということになります。なんならマイナス5円損しているだけ。5円損してご縁を同僚に授ける慈善事業。こんないい子な僕ちんに罰を与えるなんて神は実に罪深い。
これからお賽銭は、無理矢理にでも語呂合わせして心のお会計としようと思います。いや、これはフレーミング効果だな。

 

僕のちかくからは以上になります。

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

 

 

読後の感想『ファンベース』

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さとなおこと佐藤尚之さんの『ファンベース』読み終わりました。まだ消化しきれていない状態で書いている(音声入力なので厳密に言うと喋ってる)ので深い考察でないことはご容赦いただきたいのですが、初読の感想として、一番心に残ったことを書いていきます。『ファンベース』の内容については、以下のリンクがよくまとまっていたのでこちらをご参照ください。

asa-shibu.tokyo

読んでいて一番面白かったのは、「共感を強くする」の項の、「ファンであることに自信を持ってもらう」という一節でした。""「この商品が好きな自分ってイケてるのか。」「この商品のファンって言って笑われないか。」「この商品を友人に勧めても大丈夫か」""という意外と自分の熱意に自信がないファンのインサイトが切り取られていました。
これは議論の場でよく見受けられることと似ていると思います。2ちゃんねるのスレを見ていても[A]という論理展開がされている際に、その逆説である[B]という論理を書き込むのは勇気がいることです。ただ、一人が[B]ということでその書き込みが連鎖してようやく議論の場として成立つするという板を何度も見てきました。何が言いたいかというと、最初の一人になるということにはそれなりにエネルギーが必要ということです。
そもそも、商品が好きになった人は、商品のファンであることがA(イケてる)なのかB(イケてない)かすらも分かっていないかもしれません。それをまず認知させることが一つのブレイクスルーになる可能性は大いにありそうだと思います。
本著で、一方法論として記載されていたのは、意外にもマス広告を打つ、ということでした。CMというと、どうしても新規の顧客認知に目先がいきそうなものですが、よくよく考えてみると納得しました。テレビなどは大衆に受け入れられているメディアです。「マス」メディアというほどですから、そこに反論の余地はないと思います。つまり、「テレビで取り上げられた」ということは、自分の好きな商品が、世の中に認められたと言うことになります。こうなるとファンは自信を持って商品を勧めやすくなる、というわけです。テレビを通して共感を強くする機会を創出するというわけですね。
この場合はテレビを例に挙げましたが、インフルエンサーなど一定の認知がある人の一声というのも影響力としては申し分ないと思います。ただ、その場合注意すべきなのは、「インフルエンサーのファン」なだけで商品への思い入れが自体は希薄化してしまうことです。商品を好きになってもらう文脈の中の一つとしてインフルエンサーが存在するわけで、「インフルエンサーを引き立てるための商品」になってしまっては本末転倒です。そのあたりは古典的なブランディングの概念が参考になる気がしています。

ブランド・マインドセット

ブランド・マインドセット

 

このように、一定の商品のファンであることを肯定する理由づけをしやすくする空気づくりというのは、今のマーケターに求められるスキルの一つなのかなと本著を通して思いました。当然ながら数字は出せませんが、今運営しているメディアでも、この「共感を強くする」で紹介されている法則はしっかりと実感値としてとらえることができています。これは広告代理店の時では得ることができなかった感覚だったりもするので今とても良い経験ができているように感じます。
ただ、やはりマーケッターというのは圧倒的な結果を出さないと認められない、名乗れない職業かなとも思います。その割に泥臭く地味で、なかなか結果はでません。ことマーケティングにおいて一過性の成功は追随が楽なことが多く、テクノロジーの発展や資本力によって圧倒されてしまう可能性が高いと僕は考えいてます。そう考えると今は腰を据えて目の前にいる顧客である「ファン」と向き合っていくことが、急がば回れではありませんが、近道な気がしています。
読後ほやほやで体系だてて述べられていないですが、今回の『ファンベース』含め、昨今トレンドとなっているマーケティング関連書籍3冊の共通点が少しずつ見えてきています。キーワードは「空気を編集する」ということです。それは機械には絶対できないと考えていて、考えがまとまってきたらまた書きたいと思います。

僕自身さとなおさんの書く本のファンで、関連書籍『明日の広告』から本作まで追いかけていますが、毎回の如く、今回もとても多くの気づきを得ることができました。さとなおさんのように歳を重ねても「今の空気」を捉えて編集できるようになりたいと思う今日この頃です。

 

僕のちかくからは以上になります。

ファンベース (ちくま新書)

ファンベース (ちくま新書)

 
明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045)
 

 

 

 

心の会計

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心の会計(メンタルアカウンティング)という言葉があります。最近『ヘンテコノミクス』という本を読んで、行動経済学について事例を踏まえて漫画で学び直しているのですが、改めてこれは面白いなと思ったものを何回かに分けてブログの題材にしていこうと思います。行動経済学と言えばダン・アリエリー先生ですが、『予想通りに不合理』とか面白いけど結構分厚いんですよね。こちらの本はサクサクと学び直せるのでとてもいい感じです。 

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

 

今年の初詣、愚かな僕は「いい男になりたい」と願って顔面に怪我を負ってしまったわけですが、その手前で僕はお賽銭に使う5円玉がないことに気付きました。会社の同僚と一緒だったので僕は10円玉で5円玉をもらったのですが、同僚は5円玉が1枚しかもっていなく、その1枚を10円と引き換えにもらいました。

chikakuni.hatenablog.com

この時、僕は5円玉が2枚欲しかったわけではありません。そして10円玉1枚が惜しかったわけでもありません。もちろん同僚に後で5円もらいに行ったりもしていません。ただ、金銭的なやりとりを鑑みると僕は5円損する判断をしています。お賽銭という行動において僕は、10円玉より実質損をする5円玉1枚の方が価値が高いと優先順位をつけたということです。こういうのを心の会計というようで、実際の貨幣が持つ価値とは別で心理が作用し優先度を決めて価値をつけるという行動を指します。…今思うとこのやりとりでバチが当たったのかとも思うわけですが。

この考え方は、今の仮想通貨事情に置き換えてみると面白いかもしれません。あなたは1万円入った財布を落とすのと、1万円分の仮想通貨をハッキングされた時どっちが傷つくでしょうか。この場合の判断は、流れが早いあまり揺らぎがちな現代人の価値観の指標になるかもしれません。

 

僕のちかくからは以上になります。

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

 
考えの整頓

考えの整頓

 

 

 

ライブの副産物

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ちょっとブログあいちゃいましたね。三連休と有給休暇のあわせ技を使ってちょっぴり休暇だったのでした。昨日は幕張までThe xxのライブに行ってきました。


The xx - "On Hold" performed on Saturday Night Live


Jamie XX feat. Romy - Loud Places - Live du Grand Journal

いやー、本当良かった。内容は近年行ったライブの中で最も良かったと言っても過言ではありません。1stから最新アルバムまで網羅されている素晴らしいセットリスト。歌心ある二人の混声ボーカルにJamie xxのDJ。ボーカルであるギター・ベースでも十分成り立つところを、4つ打ちが混ざることで唯一無二の存在感を放っていました。そして何よりもメンバーのオーディエンスへの気遣いが素晴らしかった。会場の熱気も相まってなんというかとても温かい場が出来上がっていました。筆舌に尽くしがたいとはこのことでしょう。来日したら必ず見に行きたいアーティストがまた1人増えました。

 少し話の時系列を巻き戻します。今回のライブのオープニングアクト(前座とは言わない)はD.A.N.でした。正直あまり聴いたことはなかったのですがこちらも素晴らしかった。気だるくて音がしっかりしてて。The Great Escape 2018にも出るらしい。かなり実力派なんですね。(てかきゃりーぱみゅぱみゅGreat Escapeでるんだ…)

greatescapefestival.com

D.A.N.の後は主役であるThe xxを待ちます。その間はトイレ休憩を兼ねたDJ PLAY。お決まりの流れです。僕はこの待ち時間のプレーが結構好きです。売れ線の曲ばかり流されると萎えますが、今回は結構いいライン攻めてくれて、知らなかった曲をShazamでためることができました。

DJがプレーを通して間接的に曲を教えてくれる感覚が好きです。こういう偶発的な出会いが最適化に向かうWebの世界にいると減るなと思っています。いつも自分の好きな似たような曲ばかり聴いてしまう。それは自分を狭めることにもつながってしまう気がして何となく気が進みません。僕はKindle電子書籍ばかり読んでいますが、本屋に行くことを欠かさないのは、書店員に本との出会いの機会を作ってもらいたいからです。Amazonのレコメンドエンジンを超越した自分と本との出会いを期待しているのです。協調フィルタリングの外に本当に面白いものはあると僕はどこか期待してるのかもしれません。友人からのおすすめは機械を超越すると考えているというわけです。機械を超える機会を与えられたいし与えたいってか。

話を戻すと、こんな副産物をおまけの楽しみとして僕はたまに現場に向かうわけです。今回の副産物はこんな感じです。


Chromatics - Cherry


Drake - Passionfruit (Lyrics) [With Audio] | RAJIVDHALLMUSIC | COVER

Drakeは人気出てから聴けてなかったので改めて聴いてみようと思いました。一番好きなのはBest I Ever had。それにしてもJamie xxのLoud PlacesからOn Holdのつなぎは素晴らしかった…。と遅れてきた主役があっさりとおまけを超えていったのでした。主役は遅れてやってくる。オープニングアクトから40分待ってたよ。近いうちにまた来てね。

 

僕のちかくからは以上になります。

I See You [帯解説・ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] スペシャルプライス盤 (YTCD161JP)

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足元に咲く

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防寒が一通り落ち着くと靴が欲しくなります。冬の装備が整うと足元だけでも春目かせたくなるという気持ちが働くのでしょうか。
最近目に止まったのはエアマックスガンダム(即完売して泣いた)、アトモスとアシックスのダブルネームのゲルライト、バスケットするものとして憧れとも言えるフォームポジットのABALONE

 

NIKE / AIR FOAMPOSITE ONE PRM "ABALONE"

mita sneakers (Tokyo / Ueno)さん(@mitasneakers)がシェアした投稿 -

どれもこれも曲者といえば曲者ですが、難しいものを合わせるのがおしゃれの醍醐味という人もいます。自分の場合は比較的着こなしがシンプルなものが多いので、何かしら小物でアクセントをつけるということをよくやっています。そういう意味合いでこういった癖のあるスニーカーというのは一つ手に入れたくなるものなのです。
ただ、型を知らなければ型破りはないというのが信条なもので、最近は少し守りに入っていた節もあるような気がします。革靴であればパラブーツのシャンボード、スニーカーであればニューバランスの1300。どちらも王道と呼ばれるアイテムと言えるのではないでしょうか。余談ですが、ラルフローレン氏が1300を「まるで雲の上を歩いているようだ」と言ったという逸話がありますが、これに関しては盛りすぎでしょと思ってる僕です。服を選ばないいい靴ですけどね。
守破離と続くのであれば次は破がきます。そういう意味合いでも前段の少し攻めたスニーカーたちが気になってしようがないのです。さて、どこから手をつけましょうか。

 

僕のちかくからは以上になります。

 

断酒日記

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年明けにお酒を通して顔面を怪我をしてしまい、それ以降お酒をやめているのですが、やめてよかったことはあるかとよく聞かれます。正直なところ効果を感じてることはほとんどなく、人に会うことがやや億劫になるという多少マイナスを感じてるくらいのものです。 

chikakuni.hatenablog.com

まず飲めない飲み会は、単純に疲れます。飲んでたときはオールフリーで酔えると豪語していましたが、嘘でした。だんだんと上がってくる周りの人たちのテンションに合わせられません。僕の秘めたる社会性が「申し訳ない」という言葉を脳に語りかけだします。そのおかげでどんどんしゃべらなくなる。そして12時を過ぎるととても眠くなります。逆に言えば、酔っ払ってる時はてっぺんなどを通過点でしかないので、酒が入っておかしくなって当たり前だなとも思いました。

一つ良かったことがあるとすれば、飲み会の後普通の生活ができます。普通の生活とはお風呂に入ったり、読書したり、ちょっと運動したりといった仕事帰りと同様のあれこれです。家帰ってバタンキューではなくなるのです。これができる分、やや精神面・肉体面共に健康になったりするのかなと思いましたが、まだそこまでの効果は感じていません。なんならいまちょっと体調悪いです。

とりあえず飲んでいる時の自分を省みる機会だと思いしばらく続けてみようと思っています。一旦の目標は2月28日です。ただ、ここまで飲まないと復帰する意味ってあるのかなと思い始めてしまっていて、もしかしたら下戸になるかもしれません。…それはないか。

 

僕のちかくからは以上になります。

不老超寿

不老超寿

 

 

 

雪を楽しめる人と楽しめない人

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大人になっても雪は楽しめるというお話。僕はもちろん雪合戦をしようですとか、雪だるま作ろうー♪とアナ雪チックなことを謳いたいわけではありません。

この投稿を見て、どんな状況でも機転をきかせて自分の行動を変えることができる人っていうのはいるもんだなと感心したのです。

まさに大人の雪の楽しみ方。さすがさとなおさん。永遠の憧れですね。

僕は『人生ピロピロ』からさとなおさんのファンで『うまひゃひゃ讃岐うどん』を読んで香川に飛び立ち、『明日の広告』を読んで広告業界を志すことを決めた人間です。宣伝会議の講座で初めて金の鉛筆もらったのもさとなおさんからでした。『明日の広告』10回くらい読んで取れたから嬉しかったな。新刊の発売も控えているようで、とても楽しみです。  

ファンベース。今考えていることと少しでもリンクしていると嬉しいな。
 

僕のちかくからは以上になります。

人生ピロピロ (角川文庫)

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うまひゃひゃさぬきうどん

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明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045)